スイーツって、デザートより格下なのに何故日本人はスイーツといいたがるのか不思議。デザートでいいじゃん。
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小話
〇レーリュッケン
ジョージ「日本人はドイツ語がオシャレに思えるのか?おかしな話だ」
ギイ「ああ、オーストリア訛りよりは上方ドイツ語の方がオシャレだな。ま、フランス語の優雅さには較べるべくもないがな」
阿紫花「舶来モンはなんでも良く聞こえンのが日本でね。同じようなモンでも、比べたら舶来モノのが洒落て見えるなんてのはよくあるこってさ。例えば坊さんとか!日本とローマを比べたら、日本代表はせいぜいが織田無〇、ローマ代表はローマ法王でさ。ワールドカップやったら、絶対こっちは予選落ち、向こうは世界一でさ」←ネタ元『Qping』
ジョージ「(……誰?)」
ギイ「(……各国代表が気になる)」←そこ?
阿紫花「日本が劣ってるワケじゃねえ……。ただ土俵のでかさが違えんだ。こっちの代表が瀬戸〇寂聴だったら、インド代表はマザー・テレサだってだけで……。もしくは細〇数子」
ジョージ「比べる所が間違っている」
ギイ「光明皇后くらい言ってやれ」←らい病患者の膿を吸出したら患者がホトケ様になった、というトンデモ奇跡女王
阿紫花「比べたらどうしたってこっちが見劣りするのは道理……!ジョージさんなんか見ろよ!そんだけ手足長いって、どんだけ不公平なんでさ……!ギイさんだって馬鹿みてーに頭いいし……!」
ジョージ「長くたっていい事無いぞ。服が無い」
ギイ「僕の知性は個性だ。馬鹿みたいに頭がいい、ってどっちなんだよ」
阿紫花「だから……だから同じ鹿の名前が入ってるお菓子でも!奈良名物『鹿せんべい』と、ドイツ・オーストリアの『レーリュッケン(鹿の背、という意味のお菓子・結構豪華)』を比べて鹿せんべいが劣っているのは仕方がねえこってさ……!」
ジョージ「……」←無表情で阿紫花の額に何度もチョップ←鹿の餌と地元菓子を比べた事への無言の抗議
阿紫花「痛っ……うっ……痛、痛ェ、やめ」←涙目
ギイ「勝手にやってくれ……」
〇ガタイのいい彼氏は、正直困る
二人だけのサーカス旅の最中。
野宿中の鳴海「じゃ、寝るか!しろがね」
エレ「はい。……」
鳴海にしっかり抱きしめられ、ちょっと暑苦しいエレ。
エレ「(……星空の下で鳴海に抱かれて眠るのはとても嬉しい……。でも正直、体格差がありすぎて、暑苦しくてうざい……!)」
フウ邸の阿紫花とジョージ。
ジョージ「では寝よう。おやすみ」
阿紫花「へえへ。おやすみなせえ……」
境界線でも引いてるの?ってくらいきっちり左右に分かれる二人。
阿紫花「(……あんまベタベタされっとイヤにもなっけど……そういう次元にすらならねえってどういう事だ……!)」
エレ「……たまには、背中合わせとかで寝たい……」
阿紫花「……アンタそいつぁ、見えねえ国境を感じるよりゃ、マシですぜ……」
エレ「そうかしら……」
鳴海「……やっぱ抱き合って眠ンねえと……何があるか分かンねえし」
ジョージ「……下手に抱きしめて寝ると、阿紫花を複雑骨折させる危険性があるからな……。アシハナも『しろがね』だったらよかったのに……人間だからすぐ死ぬ……」
鳴海「そうだな……」
〇食えるもの食って何が悪いんだよ
ミンシア「もー!ハリウッドって不景気になるとホラーに走るってジンクスは本当なのね!私のトコにまでホラーの仕事が来るなんて!私を誰だと思ってるのかしら!」←ホラー映画を主演する大物はほとんどいない
鳴海「ああ、姐さん苦手だもんな。怖いヤツ」
エレ「まあ……そうなのですか?」
ミンシア「う。だ、だって中国はホラーは放送できないからホラー映画も無いし……!だって怖いじゃない……!お金出してまでどうしてそんなの見たがるのよ……!」
鳴海「ホラーハウスもダメだもんな……。姐さんが女に見える」←変な意味ではなく
ミンシア「え、ミ、ミンハイ……!(ドキッ)」
エレ「……(今が初めてなんですか?女に見えるって発言……)」←基本的にツッコミ
鳴海「え、俺なんか変な事言ったか?……あ?なんか変なモノが床に」
エレ「え?……!(ゴキ!ゴキブ〇!)……!」←嫌い
ミンシア「え?……(素手で掴み取り)足が遅いわね~、日本の蟑螂(ゴキブリ)って。太りすぎじゃない?フフ、食べられちゃうわよ。あっち行け」←笑顔で遠くにポーイ
エレ「……!!」
ミンシア「? え?もしかして、食べたかった?でも食べるならもっといっぱい必要よね。捕まえてあげましょうか?」←善意の笑顔
エレ「……!!!」
鳴海「中国じゃ屋台もあるぜ……」←ゴキブリ料理
エレ「……!!!!」
ジョージ「意外と繊細だな、エレオノールは。どこが怖いんだ?アレの」
フウ「ロンドンじゃ、結構前に普通に食べてたけどねえ」
ギイ「百年前の話をされてもなあ。エレオノールは日本で生まれて二十年日本で育ったからな……。中身はほとんど日本人だろうな、あれは。基本的に我々欧米人は虫の声音になど感動しないが、ゴキブリを怖がったりもしないからな」
ジョージ「確かにな。ホーンテッドハウスも日本のものとは全然違うしな。私は日本のものの方がスリルがあると思うが……」
ギイ「そうかい?なんかイライラしないか?チラリズムとドッキリの連続じゃないか。ジャパニーズセンスに慣れてるんだな、君は。……あれ?阿紫花は?」
部屋に入ってきた阿紫花「中国の姐ちゃんがゴキブリ食うって言うから、日本の虫料理を調達してみた!食えっかどうかは知らねえが!あたしらも試してみやしょうや!」←両手にイナゴの佃煮やら、蜂の子やら満載
三人「……!」←ドン引き
エレ「食べ物だと思えば、食べられます」←蜂の子食ってる
阿紫花「あたしも平気でさ」←イナゴの佃煮食ってる
ミンシア「日本のも結構美味しい」←蝉の幼虫のからあげ食ってる
鳴海「……いや、いいけど……」←引いてる
ジョージ「ダメだやめろこっちを見るな吐き出せアシハナやめろ」←軽くパニック
ギイ「君はちょっと落ち着け、ジョージ」
フウ「あたしは結構見慣れてるんだけどね~。昔はゴキブリのペーストとかあったし。結構世界中行ったからね~。メキシコ移民が昔食べてた芋虫が結構……」
ジョージ「やめろォォォォ!」←パニック
ギイ「君が一番虫嫌いだったんじゃないかよ……」
通りかかったリーゼ「何を食べているンですカ?しろがねサン」
エレ「虫です。これは蜂です。これはイナゴで、全部日本の料理です」
リーゼ「まあ!イナゴを食べちゃうんでスか!?スゴイですね~!!旧約聖書のイナゴの箇所が変わっちゃいまスネ!みんなイナゴでお腹イッパイになれますよ!真夜中のサーカスの宣戦布告も大分変わっちゃいマスね!」←笑顔
それ聞いて落ち着いたジョージ「……アシハナ」
阿紫花「へえ」
ジョージ「一口くれ」
阿紫花「へえ(ニヨニヨ)」
〇面倒臭ェ
ジョージ「君はSだよな?」
阿紫花「Mでさ。見りゃ分かンでしょ」
ジョージ「見て言っている。君はSだよ」
阿紫花「ああ?あたしはずっとMだっつの」
ジョージ「そうか?」
阿紫花「ほら!よく見なせえよ。日本じゃあたしはMだったっつーの」
ジョージ「日本の基準と違うんじゃないかな。こっちじゃSだと思うんだが……」
阿紫花「Sだ!?あたしそんなんヤですよ……!!」
ジョージ「……」
ジョージ「衣服のサイズって、英国と日本は大分違うんだな」
ギイ「日本のLサイズは英国のMサイズだもんな。一つずれているんだよ。体格の差だな」
阿紫花「Sなんて……!ガキみてえ……!」
ギイ「実際日本の衣服はキッズサイズで作っているからな。仕方ないよ。身長も体重も違うだろ?こっちみたいにメタボリックな体型が少ないんだし。悔しいならもう少し太ったらどうだい?」
ジョージ「もう少し健康的になるなら、確かにもっと太った方がいいな。アシハナの身長ならMサイズで標準だな」
阿紫花「……出来ンならやってんだっつの……!」
※実際は「日本LL=欧米L」男性のシャツのみ適用かな?日本サイズ表記が欧米キッズサイズ、というのは本当かな。
〇猫好きの心理
猫をあやしている阿紫花「アンタ猫って好きか?」
ジョージ「……嫌いだよ」
阿紫花「へえ?そら意外だ。アンタ、ガキとか猫とか好きな性質だと思ってやした」
ジョージ「子どもも大嫌いだよ。私が好きなはずないだろ。考えてみろ。猫も子どもも、全体的にふかふかしてる癖にところどころぷにぷにしてるじゃないか!ぷにぷにの肉球やほっぺを突付いてくれと言わんばかりだ!」
阿紫花「……」
ジョージ「ちょっと目があっただけですぐに『遊んでくれ』と言わんばかりに近づいて来るんだぞ!?こっちが戸惑っていると一方的に笑いかけてくるとか、反則だろ……!?勝手に人の体によじ登ってくるとか、どれだけ私を悩ませるというのか……!!」
阿紫花「……」
ジョージ「彼らは最悪だ……!一緒にいるだけで『可愛がりなさい!』と脅迫されている気持ちになってくる……!!可愛がればいいんだろう!?いいか、ちっとも好きじゃないんだからな!脅迫されて仕方なく可愛がるんだからな……!!」
阿紫花「……」
阿紫花「とりあえず大好きなんだってのはよく分かりやした」
ジョージ「は!?な、何を言うか!(真っ赤)」
阿紫花「はいニャンニャンですぜ~」←猫をけしかける
ジョージ「……!!す、好きじゃないんだからな……!」
阿紫花「へえへえ……」
ギイ「ちなみに、阿紫花も同じ扱いされてるぞ。ツンデレ具合が一緒だ」
ジョージ「ギイ!!」
〇レーリュッケン
ジョージ「日本人はドイツ語がオシャレに思えるのか?おかしな話だ」
ギイ「ああ、オーストリア訛りよりは上方ドイツ語の方がオシャレだな。ま、フランス語の優雅さには較べるべくもないがな」
阿紫花「舶来モンはなんでも良く聞こえンのが日本でね。同じようなモンでも、比べたら舶来モノのが洒落て見えるなんてのはよくあるこってさ。例えば坊さんとか!日本とローマを比べたら、日本代表はせいぜいが織田無〇、ローマ代表はローマ法王でさ。ワールドカップやったら、絶対こっちは予選落ち、向こうは世界一でさ」←ネタ元『Qping』
ジョージ「(……誰?)」
ギイ「(……各国代表が気になる)」←そこ?
阿紫花「日本が劣ってるワケじゃねえ……。ただ土俵のでかさが違えんだ。こっちの代表が瀬戸〇寂聴だったら、インド代表はマザー・テレサだってだけで……。もしくは細〇数子」
ジョージ「比べる所が間違っている」
ギイ「光明皇后くらい言ってやれ」←らい病患者の膿を吸出したら患者がホトケ様になった、というトンデモ奇跡女王
阿紫花「比べたらどうしたってこっちが見劣りするのは道理……!ジョージさんなんか見ろよ!そんだけ手足長いって、どんだけ不公平なんでさ……!ギイさんだって馬鹿みてーに頭いいし……!」
ジョージ「長くたっていい事無いぞ。服が無い」
ギイ「僕の知性は個性だ。馬鹿みたいに頭がいい、ってどっちなんだよ」
阿紫花「だから……だから同じ鹿の名前が入ってるお菓子でも!奈良名物『鹿せんべい』と、ドイツ・オーストリアの『レーリュッケン(鹿の背、という意味のお菓子・結構豪華)』を比べて鹿せんべいが劣っているのは仕方がねえこってさ……!」
ジョージ「……」←無表情で阿紫花の額に何度もチョップ←鹿の餌と地元菓子を比べた事への無言の抗議
阿紫花「痛っ……うっ……痛、痛ェ、やめ」←涙目
ギイ「勝手にやってくれ……」
〇ガタイのいい彼氏は、正直困る
二人だけのサーカス旅の最中。
野宿中の鳴海「じゃ、寝るか!しろがね」
エレ「はい。……」
鳴海にしっかり抱きしめられ、ちょっと暑苦しいエレ。
エレ「(……星空の下で鳴海に抱かれて眠るのはとても嬉しい……。でも正直、体格差がありすぎて、暑苦しくてうざい……!)」
フウ邸の阿紫花とジョージ。
ジョージ「では寝よう。おやすみ」
阿紫花「へえへ。おやすみなせえ……」
境界線でも引いてるの?ってくらいきっちり左右に分かれる二人。
阿紫花「(……あんまベタベタされっとイヤにもなっけど……そういう次元にすらならねえってどういう事だ……!)」
エレ「……たまには、背中合わせとかで寝たい……」
阿紫花「……アンタそいつぁ、見えねえ国境を感じるよりゃ、マシですぜ……」
エレ「そうかしら……」
鳴海「……やっぱ抱き合って眠ンねえと……何があるか分かンねえし」
ジョージ「……下手に抱きしめて寝ると、阿紫花を複雑骨折させる危険性があるからな……。アシハナも『しろがね』だったらよかったのに……人間だからすぐ死ぬ……」
鳴海「そうだな……」
〇食えるもの食って何が悪いんだよ
ミンシア「もー!ハリウッドって不景気になるとホラーに走るってジンクスは本当なのね!私のトコにまでホラーの仕事が来るなんて!私を誰だと思ってるのかしら!」←ホラー映画を主演する大物はほとんどいない
鳴海「ああ、姐さん苦手だもんな。怖いヤツ」
エレ「まあ……そうなのですか?」
ミンシア「う。だ、だって中国はホラーは放送できないからホラー映画も無いし……!だって怖いじゃない……!お金出してまでどうしてそんなの見たがるのよ……!」
鳴海「ホラーハウスもダメだもんな……。姐さんが女に見える」←変な意味ではなく
ミンシア「え、ミ、ミンハイ……!(ドキッ)」
エレ「……(今が初めてなんですか?女に見えるって発言……)」←基本的にツッコミ
鳴海「え、俺なんか変な事言ったか?……あ?なんか変なモノが床に」
エレ「え?……!(ゴキ!ゴキブ〇!)……!」←嫌い
ミンシア「え?……(素手で掴み取り)足が遅いわね~、日本の蟑螂(ゴキブリ)って。太りすぎじゃない?フフ、食べられちゃうわよ。あっち行け」←笑顔で遠くにポーイ
エレ「……!!」
ミンシア「? え?もしかして、食べたかった?でも食べるならもっといっぱい必要よね。捕まえてあげましょうか?」←善意の笑顔
エレ「……!!!」
鳴海「中国じゃ屋台もあるぜ……」←ゴキブリ料理
エレ「……!!!!」
ジョージ「意外と繊細だな、エレオノールは。どこが怖いんだ?アレの」
フウ「ロンドンじゃ、結構前に普通に食べてたけどねえ」
ギイ「百年前の話をされてもなあ。エレオノールは日本で生まれて二十年日本で育ったからな……。中身はほとんど日本人だろうな、あれは。基本的に我々欧米人は虫の声音になど感動しないが、ゴキブリを怖がったりもしないからな」
ジョージ「確かにな。ホーンテッドハウスも日本のものとは全然違うしな。私は日本のものの方がスリルがあると思うが……」
ギイ「そうかい?なんかイライラしないか?チラリズムとドッキリの連続じゃないか。ジャパニーズセンスに慣れてるんだな、君は。……あれ?阿紫花は?」
部屋に入ってきた阿紫花「中国の姐ちゃんがゴキブリ食うって言うから、日本の虫料理を調達してみた!食えっかどうかは知らねえが!あたしらも試してみやしょうや!」←両手にイナゴの佃煮やら、蜂の子やら満載
三人「……!」←ドン引き
エレ「食べ物だと思えば、食べられます」←蜂の子食ってる
阿紫花「あたしも平気でさ」←イナゴの佃煮食ってる
ミンシア「日本のも結構美味しい」←蝉の幼虫のからあげ食ってる
鳴海「……いや、いいけど……」←引いてる
ジョージ「ダメだやめろこっちを見るな吐き出せアシハナやめろ」←軽くパニック
ギイ「君はちょっと落ち着け、ジョージ」
フウ「あたしは結構見慣れてるんだけどね~。昔はゴキブリのペーストとかあったし。結構世界中行ったからね~。メキシコ移民が昔食べてた芋虫が結構……」
ジョージ「やめろォォォォ!」←パニック
ギイ「君が一番虫嫌いだったんじゃないかよ……」
通りかかったリーゼ「何を食べているンですカ?しろがねサン」
エレ「虫です。これは蜂です。これはイナゴで、全部日本の料理です」
リーゼ「まあ!イナゴを食べちゃうんでスか!?スゴイですね~!!旧約聖書のイナゴの箇所が変わっちゃいまスネ!みんなイナゴでお腹イッパイになれますよ!真夜中のサーカスの宣戦布告も大分変わっちゃいマスね!」←笑顔
それ聞いて落ち着いたジョージ「……アシハナ」
阿紫花「へえ」
ジョージ「一口くれ」
阿紫花「へえ(ニヨニヨ)」
〇面倒臭ェ
ジョージ「君はSだよな?」
阿紫花「Mでさ。見りゃ分かンでしょ」
ジョージ「見て言っている。君はSだよ」
阿紫花「ああ?あたしはずっとMだっつの」
ジョージ「そうか?」
阿紫花「ほら!よく見なせえよ。日本じゃあたしはMだったっつーの」
ジョージ「日本の基準と違うんじゃないかな。こっちじゃSだと思うんだが……」
阿紫花「Sだ!?あたしそんなんヤですよ……!!」
ジョージ「……」
ジョージ「衣服のサイズって、英国と日本は大分違うんだな」
ギイ「日本のLサイズは英国のMサイズだもんな。一つずれているんだよ。体格の差だな」
阿紫花「Sなんて……!ガキみてえ……!」
ギイ「実際日本の衣服はキッズサイズで作っているからな。仕方ないよ。身長も体重も違うだろ?こっちみたいにメタボリックな体型が少ないんだし。悔しいならもう少し太ったらどうだい?」
ジョージ「もう少し健康的になるなら、確かにもっと太った方がいいな。アシハナの身長ならMサイズで標準だな」
阿紫花「……出来ンならやってんだっつの……!」
※実際は「日本LL=欧米L」男性のシャツのみ適用かな?日本サイズ表記が欧米キッズサイズ、というのは本当かな。
〇猫好きの心理
猫をあやしている阿紫花「アンタ猫って好きか?」
ジョージ「……嫌いだよ」
阿紫花「へえ?そら意外だ。アンタ、ガキとか猫とか好きな性質だと思ってやした」
ジョージ「子どもも大嫌いだよ。私が好きなはずないだろ。考えてみろ。猫も子どもも、全体的にふかふかしてる癖にところどころぷにぷにしてるじゃないか!ぷにぷにの肉球やほっぺを突付いてくれと言わんばかりだ!」
阿紫花「……」
ジョージ「ちょっと目があっただけですぐに『遊んでくれ』と言わんばかりに近づいて来るんだぞ!?こっちが戸惑っていると一方的に笑いかけてくるとか、反則だろ……!?勝手に人の体によじ登ってくるとか、どれだけ私を悩ませるというのか……!!」
阿紫花「……」
ジョージ「彼らは最悪だ……!一緒にいるだけで『可愛がりなさい!』と脅迫されている気持ちになってくる……!!可愛がればいいんだろう!?いいか、ちっとも好きじゃないんだからな!脅迫されて仕方なく可愛がるんだからな……!!」
阿紫花「……」
阿紫花「とりあえず大好きなんだってのはよく分かりやした」
ジョージ「は!?な、何を言うか!(真っ赤)」
阿紫花「はいニャンニャンですぜ~」←猫をけしかける
ジョージ「……!!す、好きじゃないんだからな……!」
阿紫花「へえへえ……」
ギイ「ちなみに、阿紫花も同じ扱いされてるぞ。ツンデレ具合が一緒だ」
ジョージ「ギイ!!」
二日酔いで水分欲しいです。
小話
〇愛の形は人それぞれ
昼寝して起きた阿紫花「うう……。変な夢見ちまった……。ジョージ早く帰って来ねえかなあ。(ジョージ三ヶ月出張中)……あんな夢見るなんて、いいトシこいて中坊かよ、あたしゃ……」
ちょうど帰ってきたジョージ「アシハナ!今戻った」
阿紫花「あ、ジョージ。へえ、……(目をそらす)」
ジョージ「どうした?なぜ目を見ない?」
阿紫花「……アンタが悪いんですぜ。三ヶ月もアンタ、いねえのが悪ィ……」
ジョージ「ま……まさか君、……(浮気を!?)」
阿紫花「アンタがいねえから、……とうとう夢で見ちまった。……アンタの夢……」←照れて悪態ついてる顔
ジョージ「……! そ、その夢なら、今現実に出来るだろう……?」
阿紫花「(決まり悪くて目をそらしたまま)……あんたがイイんなら付き合ってやってもいいですぜ」
ジョージ「アシハナ……!(ぎゅ~、とハグ)実は私も夢で見て……帰ったらこうしようと思っていた」
阿紫花「へえ。……(夢で見たこの感じ……やっぱ実物はイイ……)」←ハグで満足
ジョージ「アシハナ……」
阿紫花「……おい。なんでアンタ息が荒……どこ触って……何で固……ちょ……」←押し倒されて暗転
一戦終わって煙草を吹かすジョージ「飛行機の中の仮眠ですらこの夢だったからな……。どうだった?君も久しぶりだったんだろ?」
グッタリうつ伏せの阿紫花「……なんで浮気してねえって分かるんだよ……」
ジョージ「言っていいのか?つまり、久しぶりで締りが」
阿紫花「 黙 れ 」
ジョージ「だから言っただろ。良かっただろ?夢にまで見たんだろう?」
阿紫花「……そうっすね……(夢で見たのはハグ止まりだけど)気持ちよかったんだし悪くねえやな……」←自分の乙女さにグッタリ
阿紫花「つか、夢って、アンタどんな夢見たんで?」
ジョージ「全部実践していいなら教える」
阿紫花「……」
〇子猫ちゃん子猫ちゃん
ギイ「なんだ。庭が騒がしいな」
フウ「おや、何を騒いでいるんだい」
メイド人形A「フウ様。ギイ様。お庭に子猫が迷い込んで来ました。野良猫のようです」
メイド人形B「とてもカワイイです。フウ様、捕まえて飼ってもいいでしょうか?」
フウ「おやおや。(人形どもが生き物を可愛がるとどんな結果になるのかね……)飼ってもいいよ」
メイド人形C「ありがとうございます!早速捕まえて……」
メイド人形A「潰さないようにね!キズつけちゃダメよ」
メイド人形B「ああ、難しいわ。生垣の隅に行っちゃった。どうしましょう……。何かいい方法はないでしょうか」
ギイ「野良猫を飼いならすプロがいればいいんだがな。う~ん、仲町サーカスの猛獣使いのお嬢さんのアレは目が無いとダメだしなあ」
フウ「野良猫を飼いならすプロねえ……」←チラ、とソファの上のジョージを見る。
じゃれつく阿紫花「ジョージさんよォ……本ばっか読んでねえで、ちったぁこっち見ろって……」←すりすり
ジョージ「君の顔はさっき見た。いつもと同じだ」
阿紫花「そうじゃなくてよォ~……なんか遊ぼうぜ~」←無視されるとひっつく
ジョージ「分かった分かった。後でな」←猫に好かれるには『突然高い声を出さない』『無理に引き寄せずに猫が来るのを待つ』『不意打ちに早い動作をしない』『長い時間目を合わせない』などの諸要素がある。
ギイ「出会い頭に銃で撃ってくる野良猫を飼いならした腕前だものな……。阿紫花、ジョージを貸してくれないか」
阿紫花「へ?何に使うんで?」
ギイ「いや、ちょっとプロの腕前が見たくて……」
ジョージ「ピアノか!?」←嬉しそう
ギイ「いや……」←ちょっと罪悪感
その後のジョージ「捕まえたぞ。どうするんだ?こんな生き物」
ギイ「メイド人形が飼うんだとさ。フウが、人形の情緒プログラムのリザルトが欲しいそうだ」
ジョージ「そうか」
ギイ「扱いがうまいな。阿紫花で慣れているからか?」
ジョージ「なんだその笑えない冗談は。人形どもより手が大きいからな。抱かれてて安定感があるからだろう」←両手でだっこ中
阿紫花「お。ちびっこいじゃねえか!!ちっこいツラしやがってよ~。お~、よちよち。ほれ、じゃれろ」←声でかい上に赤ちゃん言葉の部分がかん高い上に急に手を出すから猫はイライラする←嫌われるタイプ
猫「フシャー!」←爪で阿紫花の顔を引っかく
顔に格子模様の阿紫花「……」
ジョージ「……(笑いをこらえてる)だ、大丈夫か」
ギイ「……(上に同じ)急に大きな声を出すからだよ……」
阿紫花「あたしは猫なんざ嫌ェですから。何とも思ってねーっすよ。ヘッ、猫なんざどうでもいいや」←内心悔しい
ギイ「阿紫花。猫好きは犬っぽい人間が多いそうだよ。その逆もしかりでさ。君は猫っぽいなあ」
ジョージ「どういう意味だ?」
阿紫花「……」
そのまんまの意味だよ。
〇怖が~らな~いで~♪
阿紫花「ジョージさんのボラの改造にお金出しやすよ!いくらでも!」
ジョージ「は?」
フウ「別に改造する予算くらいあるよ?ジョージ君にはあたしの仕事を手伝ってもらってるから。人間には出来ない仕事をしてもらうからね。阿紫花君は何か思うところあってそう言い出すんだろうけど、なんでだい?何かしたい改造でも?」
阿紫花「よくぞ聞いてくれやした!英国に来て結構経ちやすが、日本がちと懐かしくなりやしてね……!」
ジョージ「……日の丸柄のボラなんかイヤだぞ。断固却下する」
阿紫花「いえ!そんなお仕着せあたしだってイヤでさ!あたしが望むのは、『総ゴム可動式触手』なボラでさ……!色なんかどうでもいい……!アンタだって楽しめやすよ?」
ジョージ「日本人イヤだ……」←手で顔を覆って泣き出す
阿紫花「泣いた!?」
ジョージ「お前のそういうトコが心底怖い。私じゃ不足だからそう言うんだろ……!もういっそ〇〇〇〇してどこかの別荘で〇〇〇〇〇して一生暮らしたい……!」←思いつめた顔で
阿紫花「あたしはアンタのそういうトコが心底怖い」←ドン引き
フウ「……」←どっちも怖い
〇たまに黙る二人
ジョージ「せっかく実家に帰って来ているんだから、義弟と一緒にいたらどうだ?」
阿紫花「そうっすねえ……。平馬ー、ちっと来な。膝に乗せてやっから」
平馬「マジー?チッ、もう子どもじゃねーよ!」←そう言いながらも兄貴の膝にお座り
阿紫花「平馬ー、アンタにゃ教えてえ事があるんでさ」
平馬「何?」
阿紫花「いいか、強ェのと、強がりは違ェよ。いくらテメエに自信があってもな、口先ばっか強ェのは強がりになっちまうからよ。誰かさんみてえに」←チラ、とジョージを見る
平馬「……分かった!」←チラ、とジョージを見る
グサ、と矢印に刺されるジョージ「……!」
阿紫花「思わせぶりな事ばっか言って消えッとか、男として、いや、人間として最悪でさ」←チラ、と(以下略
平馬「……うん!」←チラ
また刺されるジョージ「……!!」
阿紫花「後なー、本音は早めに言えよ。何が好き、とか、どう思ってるとか、ちゃんと言えよ?」←チラ
平馬「……うん。……でも兄貴ー。兄貴もあんま言わねーよな」←チラ
ジョージ「……」
阿紫花「……」
ツンデレ同士のカプ。
〇ニャンニャンは正義!
街角を歩いていた阿紫花「あ、猫。なあ、魚っぽいのねえ?肉でもいいけど」
ジョージ「持っているワケないだろ。……魚を、どうするんだ?」
阿紫花「へ?猫に食わせる」
ジョージ「は?食べるワケないだろうが。猫が。陸の生き物だぞ?猫は」
阿紫花「へえ、じゃあ日本の猫と違う種類なんですかねえ。イギリスの猫は魚は食わねえ猫なのかねえ。日本の猫は魚食べやすよ」
ジョージ「日本だけじゃないか?魚を食べる猫なん……いや、うん、そうかもな。きっとそうなんだよ」
阿紫花「なんでさ……いきなり同意するなんて。冗談ですよ、冗談」
ジョージ「いや、きっとそうなんだ。きっとな。さて、君が行きたがっていた寿司レストランはこっちでいいのか?」
阿紫花「ええ。こっちこっち。あ~、刺身食いてェ。あっかなあ」
ジョージ「(やっぱり……)あるといいな。君は魚が好きだなあ」
〇似た者夫婦
百合「炊き込みご飯の素があるけど、どれにしようかな……。栗ご飯に山菜ご飯にしめじご飯に……う~ん、ジョージさん来てるけど、食べられるのかしら。あ、ジョージさーん」
ジョージ「何か?ユリ」
百合「ねえ、何ご飯が好き?」←種類的な意味で
ジョージ「朝ご飯」
百合「……」←限りなく不満に近い無表情
百合「……他の人に聞こう……」
阿紫花「お、なんでえ。どしたい、百合。落ち込んでんのか?」
百合「あ、英兄……!ねえ、好きな味ってある?こんばんのご飯、どうしようかと思って」
阿紫花「味?あたし、あんま『味』って考えねえ。食えりゃ何でも食いやすから」←味無くても平気な人
百合「……」←限りなく(以下略
菊「……なんで今日のご飯、おかゆなのよ……」
百合「考えるだけ無駄な気がして……でも少なくともそれが原因で仲が悪いとかなさそうでよかったかなって……」
菊「なんの話なの……」
〇愛の形は人それぞれ
昼寝して起きた阿紫花「うう……。変な夢見ちまった……。ジョージ早く帰って来ねえかなあ。(ジョージ三ヶ月出張中)……あんな夢見るなんて、いいトシこいて中坊かよ、あたしゃ……」
ちょうど帰ってきたジョージ「アシハナ!今戻った」
阿紫花「あ、ジョージ。へえ、……(目をそらす)」
ジョージ「どうした?なぜ目を見ない?」
阿紫花「……アンタが悪いんですぜ。三ヶ月もアンタ、いねえのが悪ィ……」
ジョージ「ま……まさか君、……(浮気を!?)」
阿紫花「アンタがいねえから、……とうとう夢で見ちまった。……アンタの夢……」←照れて悪態ついてる顔
ジョージ「……! そ、その夢なら、今現実に出来るだろう……?」
阿紫花「(決まり悪くて目をそらしたまま)……あんたがイイんなら付き合ってやってもいいですぜ」
ジョージ「アシハナ……!(ぎゅ~、とハグ)実は私も夢で見て……帰ったらこうしようと思っていた」
阿紫花「へえ。……(夢で見たこの感じ……やっぱ実物はイイ……)」←ハグで満足
ジョージ「アシハナ……」
阿紫花「……おい。なんでアンタ息が荒……どこ触って……何で固……ちょ……」←押し倒されて暗転
一戦終わって煙草を吹かすジョージ「飛行機の中の仮眠ですらこの夢だったからな……。どうだった?君も久しぶりだったんだろ?」
グッタリうつ伏せの阿紫花「……なんで浮気してねえって分かるんだよ……」
ジョージ「言っていいのか?つまり、久しぶりで締りが」
阿紫花「 黙 れ 」
ジョージ「だから言っただろ。良かっただろ?夢にまで見たんだろう?」
阿紫花「……そうっすね……(夢で見たのはハグ止まりだけど)気持ちよかったんだし悪くねえやな……」←自分の乙女さにグッタリ
阿紫花「つか、夢って、アンタどんな夢見たんで?」
ジョージ「全部実践していいなら教える」
阿紫花「……」
〇子猫ちゃん子猫ちゃん
ギイ「なんだ。庭が騒がしいな」
フウ「おや、何を騒いでいるんだい」
メイド人形A「フウ様。ギイ様。お庭に子猫が迷い込んで来ました。野良猫のようです」
メイド人形B「とてもカワイイです。フウ様、捕まえて飼ってもいいでしょうか?」
フウ「おやおや。(人形どもが生き物を可愛がるとどんな結果になるのかね……)飼ってもいいよ」
メイド人形C「ありがとうございます!早速捕まえて……」
メイド人形A「潰さないようにね!キズつけちゃダメよ」
メイド人形B「ああ、難しいわ。生垣の隅に行っちゃった。どうしましょう……。何かいい方法はないでしょうか」
ギイ「野良猫を飼いならすプロがいればいいんだがな。う~ん、仲町サーカスの猛獣使いのお嬢さんのアレは目が無いとダメだしなあ」
フウ「野良猫を飼いならすプロねえ……」←チラ、とソファの上のジョージを見る。
じゃれつく阿紫花「ジョージさんよォ……本ばっか読んでねえで、ちったぁこっち見ろって……」←すりすり
ジョージ「君の顔はさっき見た。いつもと同じだ」
阿紫花「そうじゃなくてよォ~……なんか遊ぼうぜ~」←無視されるとひっつく
ジョージ「分かった分かった。後でな」←猫に好かれるには『突然高い声を出さない』『無理に引き寄せずに猫が来るのを待つ』『不意打ちに早い動作をしない』『長い時間目を合わせない』などの諸要素がある。
ギイ「出会い頭に銃で撃ってくる野良猫を飼いならした腕前だものな……。阿紫花、ジョージを貸してくれないか」
阿紫花「へ?何に使うんで?」
ギイ「いや、ちょっとプロの腕前が見たくて……」
ジョージ「ピアノか!?」←嬉しそう
ギイ「いや……」←ちょっと罪悪感
その後のジョージ「捕まえたぞ。どうするんだ?こんな生き物」
ギイ「メイド人形が飼うんだとさ。フウが、人形の情緒プログラムのリザルトが欲しいそうだ」
ジョージ「そうか」
ギイ「扱いがうまいな。阿紫花で慣れているからか?」
ジョージ「なんだその笑えない冗談は。人形どもより手が大きいからな。抱かれてて安定感があるからだろう」←両手でだっこ中
阿紫花「お。ちびっこいじゃねえか!!ちっこいツラしやがってよ~。お~、よちよち。ほれ、じゃれろ」←声でかい上に赤ちゃん言葉の部分がかん高い上に急に手を出すから猫はイライラする←嫌われるタイプ
猫「フシャー!」←爪で阿紫花の顔を引っかく
顔に格子模様の阿紫花「……」
ジョージ「……(笑いをこらえてる)だ、大丈夫か」
ギイ「……(上に同じ)急に大きな声を出すからだよ……」
阿紫花「あたしは猫なんざ嫌ェですから。何とも思ってねーっすよ。ヘッ、猫なんざどうでもいいや」←内心悔しい
ギイ「阿紫花。猫好きは犬っぽい人間が多いそうだよ。その逆もしかりでさ。君は猫っぽいなあ」
ジョージ「どういう意味だ?」
阿紫花「……」
そのまんまの意味だよ。
〇怖が~らな~いで~♪
阿紫花「ジョージさんのボラの改造にお金出しやすよ!いくらでも!」
ジョージ「は?」
フウ「別に改造する予算くらいあるよ?ジョージ君にはあたしの仕事を手伝ってもらってるから。人間には出来ない仕事をしてもらうからね。阿紫花君は何か思うところあってそう言い出すんだろうけど、なんでだい?何かしたい改造でも?」
阿紫花「よくぞ聞いてくれやした!英国に来て結構経ちやすが、日本がちと懐かしくなりやしてね……!」
ジョージ「……日の丸柄のボラなんかイヤだぞ。断固却下する」
阿紫花「いえ!そんなお仕着せあたしだってイヤでさ!あたしが望むのは、『総ゴム可動式触手』なボラでさ……!色なんかどうでもいい……!アンタだって楽しめやすよ?」
ジョージ「日本人イヤだ……」←手で顔を覆って泣き出す
阿紫花「泣いた!?」
ジョージ「お前のそういうトコが心底怖い。私じゃ不足だからそう言うんだろ……!もういっそ〇〇〇〇してどこかの別荘で〇〇〇〇〇して一生暮らしたい……!」←思いつめた顔で
阿紫花「あたしはアンタのそういうトコが心底怖い」←ドン引き
フウ「……」←どっちも怖い
〇たまに黙る二人
ジョージ「せっかく実家に帰って来ているんだから、義弟と一緒にいたらどうだ?」
阿紫花「そうっすねえ……。平馬ー、ちっと来な。膝に乗せてやっから」
平馬「マジー?チッ、もう子どもじゃねーよ!」←そう言いながらも兄貴の膝にお座り
阿紫花「平馬ー、アンタにゃ教えてえ事があるんでさ」
平馬「何?」
阿紫花「いいか、強ェのと、強がりは違ェよ。いくらテメエに自信があってもな、口先ばっか強ェのは強がりになっちまうからよ。誰かさんみてえに」←チラ、とジョージを見る
平馬「……分かった!」←チラ、とジョージを見る
グサ、と矢印に刺されるジョージ「……!」
阿紫花「思わせぶりな事ばっか言って消えッとか、男として、いや、人間として最悪でさ」←チラ、と(以下略
平馬「……うん!」←チラ
また刺されるジョージ「……!!」
阿紫花「後なー、本音は早めに言えよ。何が好き、とか、どう思ってるとか、ちゃんと言えよ?」←チラ
平馬「……うん。……でも兄貴ー。兄貴もあんま言わねーよな」←チラ
ジョージ「……」
阿紫花「……」
ツンデレ同士のカプ。
〇ニャンニャンは正義!
街角を歩いていた阿紫花「あ、猫。なあ、魚っぽいのねえ?肉でもいいけど」
ジョージ「持っているワケないだろ。……魚を、どうするんだ?」
阿紫花「へ?猫に食わせる」
ジョージ「は?食べるワケないだろうが。猫が。陸の生き物だぞ?猫は」
阿紫花「へえ、じゃあ日本の猫と違う種類なんですかねえ。イギリスの猫は魚は食わねえ猫なのかねえ。日本の猫は魚食べやすよ」
ジョージ「日本だけじゃないか?魚を食べる猫なん……いや、うん、そうかもな。きっとそうなんだよ」
阿紫花「なんでさ……いきなり同意するなんて。冗談ですよ、冗談」
ジョージ「いや、きっとそうなんだ。きっとな。さて、君が行きたがっていた寿司レストランはこっちでいいのか?」
阿紫花「ええ。こっちこっち。あ~、刺身食いてェ。あっかなあ」
ジョージ「(やっぱり……)あるといいな。君は魚が好きだなあ」
〇似た者夫婦
百合「炊き込みご飯の素があるけど、どれにしようかな……。栗ご飯に山菜ご飯にしめじご飯に……う~ん、ジョージさん来てるけど、食べられるのかしら。あ、ジョージさーん」
ジョージ「何か?ユリ」
百合「ねえ、何ご飯が好き?」←種類的な意味で
ジョージ「朝ご飯」
百合「……」←限りなく不満に近い無表情
百合「……他の人に聞こう……」
阿紫花「お、なんでえ。どしたい、百合。落ち込んでんのか?」
百合「あ、英兄……!ねえ、好きな味ってある?こんばんのご飯、どうしようかと思って」
阿紫花「味?あたし、あんま『味』って考えねえ。食えりゃ何でも食いやすから」←味無くても平気な人
百合「……」←限りなく(以下略
菊「……なんで今日のご飯、おかゆなのよ……」
百合「考えるだけ無駄な気がして……でも少なくともそれが原因で仲が悪いとかなさそうでよかったかなって……」
菊「なんの話なの……」
50いくかな!?いや目標30で……!
小話
〇人それぞれだ……。
ギイ「阿紫花は案外無精髭が似合うんだよな。フ、僕は無精髭など生やさないぞ。しかし19世紀生まれの僕だ。男は老けた方が重みが出て良いもの、というあの当時のスタンスは僕の中ではまだ生きているぞ。フフフ、鼻の下にダンディな髭を整えてみるか。今風な形もいいが、クラシックスタイルもいいな」←楽しそう
その後。
ギイ「う~ん。一週間伸ばしてみたけど、髭の密度が薄い……。伸ばしたことが無いからな……よく分からない。放置すればもっと生えるのか?」
阿紫花「オハヨーさん。あ?ギイさん、なんか産毛生えてんぜ。近くで見ねえと見えねえけど」
ギイ「……!?(ここ一週間伸ばしてただろ!?)」
後ろのドアから出てきたジョージ「おい、アシハ……ああ、失礼。まだ髭も剃ってなかった。おはよう、ギイ」←口元を隠す動作が、かえって誇らしげに見える(ギイの僻みで)。
ギイ「……!?(ジョージでさえ普通の生えるのに……!?)」
ヴィルマ「オハヨー。あら?どしたの?剃刀貸すかい?産毛剃りでいいなら貸すよ?でも剃らなくてもいいか。薄い銀色だから全然生えてるように見えないのねー」
ギイ「(無言で髭を剃る)……」
フウ「若いってのはいい事だよ、ギイ……」
まあ、髭があっても似合わないだろうけども。
〇他の国に伝えたい事。
ギイ「フランス語がオカマっぽいって言うな。優雅と惰弱は違う」
ミンシア「中国語ってそんなに怒ってるみたいに聞こえる?普通に話してるのに、怒ってるって言われるのは心外だわ」
フウ「なんだって、英国ではワーキングクラス(労働者階級の事。貴族や中産階級以外の多くの国民)の男が本を読んでいるだけでゲイ呼ばわりされるのかねえ」
ジョージ「日本人はオーストリアとオーストラリアをなんで混同するんだ。意味が全然違うだろうが。元々はÖsterreich(ドイツ語:東の国)とterra australis(ラテン語 : 南の地)だぞ?」
ヴィルマ「あら~、なんか皆、言いたい事いろいろあんのねえ」
阿紫花「アンタねーのかい?なんか不満な事」
ヴィルマ「あっても気にしない。あ、でも一個ある。首都の法律」
ジョージ「アメリカの法律もおかしいのが多かったな」
ヴィルマ「これだけはちょっとねー。米国合衆国首都では正常位以外の体位は禁止」
全員「!?」
ジョージ「違反を誰が届け出るのかがネックだな……」
ギイ「冷静に考える事ではないよ、ジョージ」
阿紫花「アンタが違反者だってのはあたしがよく知ってっけど。あたしヤクザだから通報しやせんよw」
ジョージ「ああ、それは良かった(棒読み)」
相手も同罪なんですけど……。
〇よくある。
所用で泊まる事になった外国のホテルの前にて。
ギイ「君らは絶対に、他人が居る場では手をつないだり抱き合ったりするなよ。僕が一緒の時は絶対に、だ。君らがゲイでも僕はいいが、僕はゲイだと思われたくない」
阿紫花「あたしとジョージさんの二人きりだったら何してもよろしいんで?」
ジョージ「いつだってしてないだろう、そんな真似は」
ギイ「寄り添うのもダメだぞ。無意識に人に寄りかかる癖も出すなよ、阿紫花。こっちじゃ同性同士がくっついてたら絶対にゲイかレズだからな」
阿紫花「偏見じゃねえの?兄弟とか姉妹じゃねえ?」
ギイ「君らがそう見えるならそう反論しろ。部屋が空いているか聞いてくるから、後ろで待っててくれ(ホテルの受付に向かって)部屋はあるかい?」
受付「はい。……ダブルも空いておりますが」
ギイ「シングルとツイン、1部屋ずつ。僕はシングルだ(怒)」
ギイ「絶対君らのせいでゲイだと思われたんだ!男が三人でダブルでなど寝るか!?君ら、僕の後ろで手でもつないでたんじゃないのか?」
阿紫花「離れてましたぜ」
ジョージ「……(自分の方がずっとゲイに見えるって事に、どうしてギイは気付かないのかな……気付きたくないんだな……)運が悪かったんだよ、な?」
阿紫花「……(むやみやたらに顔がいいってのも考えモンだな……。プライド高ェからなあ……)色男にゃ、よくあるこってさ……」
ギイ「君たちどうして暖かい目で僕を見る!?」
言わずもがなだ……。
〇第一種ですか?
平馬「兄貴ー。ちょっと俺にも兄貴の人形操らせてくれよ。どんなだかやってみてえ」
阿紫花「……構いやせんけど、アンタ免許持ってやす?」
平馬「免許!?」
阿紫花「あたしの人形はマニュアルなんで、オートマチック限定お断りなんですぜ。アンタ、免許持ってっか?」
平馬「誰もナ事言ってなかったぞ!?」
阿紫花「一人前の人形使いだったら免許持ってて当然だぜ。誰も免許の事を言わねえのは、車の免許なんかと違って黒賀村の長の許しが必要だからさ。秘密にしとかねえとよ」
平馬「だって、しろがねのねえちゃんとかギイは……!」
阿紫花「あの人たちはフランスのキュベロンっつートコの厳しい教習所勉強したのさ。寝ず食わず休まずの厳しい操りの訓練の末に、マニュアル免許を貰ってんのさ……」
平馬「マジで!?中型とか大型第二種とかあんの!?」
阿紫花「(詳しいな)ええ、そりゃもう。ギイさんは特殊第二種まで持ってんぜ。ほれ、オリンピアっつー難しい人形あったろ?あれでさ……」
平馬「おお……あれが……!」←何が?
阿紫花「あたしの人形はそれほどじゃねえが、ま、そういうワケだから諦めな。これにこりずに、あんたは頑張ンな……。でないと、ジョージみてえに『しろがねになったはいいが落第して機械人間』みてえな事になっちまって恥かくぜ」
平馬「おお……あのオッサン……(ちら、と隣の部屋のジョージを見る)。分かった。俺頑張らあ。あのオッサンくれにしか勝てねえなんて、男として恥ずかしいや」
阿紫花「ン。頑張ンな」
近づいてきたジョージ「隣近所が車を貸してくださるそうだから、ギイの用事で少し出てくる。君たちも行くか?」
阿紫花「あたしは寝てやすよ。アンタどうする?平馬。アイスくれえ買ってもらえっぞ」
平馬「え、マジ?」
ジョージ「それくらいはいいが、なあ、私のカードケースを知らないか?免許類まで入っているのだが」←国際自動車運転免許。
平馬「免許!?」←人形の、だと思っている。
ジョージ「ああ。一応作ったんだ。これまではなくても良かったんだが(しろがねの権力でフリーパス)、今はあるとないとでは違うから」
平馬「と……特殊か!?」
ジョージ「いや?普通(自動車)だ。あと、免許には記載して無いが私たちは機械類全般なら何とかなるから、他のモノも動かせるぞ(電車とか」
平馬「マジで!?」
ジョージ「さすがに軍用のモノは難しいがな。音速で動くモノは扱いにくい」
平馬「音速!?」
ジョージ「だが私は改造しているから重力にも強いしな。ん、何の話だ。なあ、アシハナ、私の免許を知らないか?」
平馬「……わ、忘れねえ内に一回手合わせを……!(ジョージに負けると恥ずかしい、と言ってしまった手前)」
ジョージ「忘れて一階の手洗いにかな~……一体どこやっただろうか……」←聞いてない
平馬「俺、頑張る……」
阿紫花「ン。頑張ンな」
〇限定ですか?
サハラにて。
ファティマ「アナタが人形を持って来てくれたの!?ありがとう!……ヤだ、この人形、マニュアルだわ。私、オートマ限定なの……!」
阿紫花「へ?げ、限定?」
ダール「飲酒運転で14点切られたばっかで……!」
トーア「わ、私は違反で免停中なんだ……!」
ジョージ「しっかりしろしろがねども!これだからしろがね-Oが優れていると思い知ってしまうんだ!」←初期のジョージは強がり連発でカワイイ
マァリィナ「いや、アンタ関係ないし」
阿紫花「なんか知らねーが、まさかバアさんまで免許がどうとか言わねえよな?」
ルシール「馬鹿お言いでないよ、ヒヨっ子。あたしは百年以上ずっとゴールド免許さ……」
ミンシア「さすがよルシール!」
ルシール「フン、これがないとアンジェリーナ人形は使えないからね。今日だってこのポケットに……ン?(ゴソゴソ)キュベロンに置いて来た……。フン!だがこれしき」
阿紫花「め、免許不携帯は切符切られやすぜ」
ルシール「これからも必要なら心配もするけどね。いいかい、このテントは真夜中に……」
阿紫花「?」
そしてすべてを知った阿紫花はジョージを殴りに行くのですね。分かります。(無理矢理原作に結びつけてみたw)
〇ジェネレーションギャップ。
エレと百合が阿紫花家の台所でケーキ作り中。ジョージがヒマそうに見てる。
百合「しろがねさんは、ギイさんにも料理を教わったの?すっごく上手ね!フランス料理が中心なの?」
エレ「いえ、ギイ先生はあまりそういうのは……。各地を長く一緒に旅をしてましたから、その先々でお世話になった家や下宿先で、少しずつ教わったりして覚えました。だから私の料理は、どこの国の、とは言えないかも知れません」
百合「ふ~ん」
エレ「ギイ先生は、どうしても宿が手配出来ない時や、作らなければない時だけ作ってくださいました。手早く簡単な焼き料理がほとんどでしたね」
百合「下手なの?ギイさん」
エレ「いえ、昔の話ですから、男性が料理をする事は考えにくい時代でした。男性が料理などの女性の仕事をすべきでない、という時代もありましたから。それでも、私に食べさせるために努力してくださったのです。それで充分です」
百合「そうなんだ~。ねえ、ジョージさんも料理しなかった人?」
新聞を読んでいたジョージ「しなかったな。怒られるから。使用人の仕事を男子がするな、恥をかかせるな、とね。今では考えにくいだろう?でもギイや私の時代は、そうだったんだよ」
百合「じゃあ、何も作れないの?」
エレ「まあ、どうせなら一緒に作りませんか?お料理が出来ると面白いですよ」
ジョージ「いや、いい。まったく出来ないわけではないし。……そうだ、メイドの手伝いでこっそり作っていた料理を、今作ってあげよう。どうせ使うだろうから」
エレ「使う?」
百合「え、本当!?わあ、何なに?」
大きな空き瓶に牛乳を入れて機械じみた高速で振るジョージ「出来た。バター。使うだろう?」
百合「……」←瓶の中身が本当にショボイ。作りたてのバターなんてそんなんだよ
エレ「それは……まだ料理ではありませんよ……」
どうせ使うから貰うけど。
※本当は牛乳でバターを作るのは、現在の市販の牛乳では難しいです。生クリームを使用したら作れますが、話の進みが変わるので牛乳で……。あしからず。
〇続き。
ジョージ「でも味は薄いな……。日本の牛乳は薄いんだな」
エレ「牛の種類が違いますしね。確かに、味が違いますね。脂肪分の差でしょうか」
百合「そうなの?」
エレ「はい。脂肪分が多い、加工しやすい牛乳を出す乳牛が昔は多かったのです。今はどうなのでしょう?肉牛も多くなりましたね、きっと」
ジョージ「そうだな。私が子どもの頃はバターも高かったらしいからな。買うより安いから自分の家で作っていたが、私やギイの親の世代はそれも贅沢だと言う世代だったと思うよ。貴族と庶民は、やはり身長も体格も全然違っていた。頭一つも差があった。あれは遺伝とかではなく、食べるものだったんだな、やはり。庶民は何かお祝いでもなければ肉は食べなかったそうだよ。貴族と違ってな。それでは体格に差も出るな」
エレ「日本人もお肉を食べるようになってから身長が伸びたとニュースで言ってましたね」
ジョージ「だろうな」
百合「昔はヨーロッパの人も背が高い人が少なかったのね。ふ~ん。ちょっと意外」
ジョージ「ルシールの……いや、エレオノールのお祖母さんの時代だと、もっと顕著だな、きっと。何かの本で読んだが、当時の貴族と庶民の平均身長差は20センチだそうだ。ま、貴族優位の調査ではあるだろうがな」
百合「20センチ!……英兄とジョージさんくらい差があったのね!」
ジョージ「実際はアシハナと君くらいの差だ。全体的に低かったんだろうから」
ひょこひょこやってきた阿紫花「ありゃ、飴でもこさえてるんで?」
エレ「ええ、ケーキです。仲町さんがお誕生日なので、こっそり……」
百合「私はこっそりお手伝い。ジョージさんもね(バターを)。それで昔の話とか……そうそう、20センチ(の身長差)だったんですって、昔の人たちって」
阿紫花「へ?……(ジョージをじっと見る)……」
ジョージ「なんだ」
阿紫花「……あんた、小さい方だったんですねえ……(微笑)大丈夫、あんたくれえありゃ、本当に大したモンですから……」
ジョージ「あ、ありがとう……(?)」
百合「え~?ジョージさん昔にしても大きい方なんじゃない?それだけあったら。ねえ?見たら分かるじゃない!」
ジョージ「なぜ、アシハナは怒って私を殴ったんだ?……」
エレ「……(鈍い人……)大丈夫ですよ、多分(ただの誤解だから……)……」
〇誰もが一度は考える。
ジョージがピアノを弾く背後で、人形の整備をする阿紫花。
ジョージ「たまには感想でも聞かせてくれないか」
阿紫花「そうっすねえ……(……もしジョージのやりたい事がピアノ以外だったらどうなっちまってたかな……)」
想像上のジョージ1『私の生き甲斐は酒と女だ!はははははは!(金髪美人を抱きしめて大笑い)君はもういいぞ!』
阿紫花「ムカツク」
ジョージ「え!?この曲ダメだったか!?」
想像上のジョージ2『ドレスに口紅に白粉に香水……!私は本当は女になりたかったんだ!フウの技術で女になってみた!どうだアシハナ!』
背中を向けたままの阿紫花「……別にいいんだが、悪くもなく、良くもなくで……」
ジョージ「ラフマニノフもダメか!?し、刺激的な曲って何かあったっけ……」
想像上のジョージ3『しろがねになった少年時代からやり直してみたいぞ!ちびっこの体からやり直す!……ダメ?(うるうる目のチビッコ)』
阿紫花「……何だそりゃ天国過ぎっだろ……!(赤面&照れ笑い)」
ジョージ「レクイエムのどこにそんな要素が!?」←譜面を必死にめくって曲の解釈を探している
想像上のジョージ4『人生を君とやり直したい。ピアノも、人間らしい生活も、何もかもやり直したい。君と』
阿紫花「……あたし絶対イイって言っちまうから……!」←悶絶して床の上でもだえている
ジョージ「いや今弾いてなかっただろ!?」←譜面をめくってて
ジョージ「私は才能が無い」
ギイ「は?」
ジョージ「……一番に聞いてもらいたい相手が一番聞いてくれない」
ギイ「君のソレはノロケだ」
〇人それぞれだ……。
ギイ「阿紫花は案外無精髭が似合うんだよな。フ、僕は無精髭など生やさないぞ。しかし19世紀生まれの僕だ。男は老けた方が重みが出て良いもの、というあの当時のスタンスは僕の中ではまだ生きているぞ。フフフ、鼻の下にダンディな髭を整えてみるか。今風な形もいいが、クラシックスタイルもいいな」←楽しそう
その後。
ギイ「う~ん。一週間伸ばしてみたけど、髭の密度が薄い……。伸ばしたことが無いからな……よく分からない。放置すればもっと生えるのか?」
阿紫花「オハヨーさん。あ?ギイさん、なんか産毛生えてんぜ。近くで見ねえと見えねえけど」
ギイ「……!?(ここ一週間伸ばしてただろ!?)」
後ろのドアから出てきたジョージ「おい、アシハ……ああ、失礼。まだ髭も剃ってなかった。おはよう、ギイ」←口元を隠す動作が、かえって誇らしげに見える(ギイの僻みで)。
ギイ「……!?(ジョージでさえ普通の生えるのに……!?)」
ヴィルマ「オハヨー。あら?どしたの?剃刀貸すかい?産毛剃りでいいなら貸すよ?でも剃らなくてもいいか。薄い銀色だから全然生えてるように見えないのねー」
ギイ「(無言で髭を剃る)……」
フウ「若いってのはいい事だよ、ギイ……」
まあ、髭があっても似合わないだろうけども。
〇他の国に伝えたい事。
ギイ「フランス語がオカマっぽいって言うな。優雅と惰弱は違う」
ミンシア「中国語ってそんなに怒ってるみたいに聞こえる?普通に話してるのに、怒ってるって言われるのは心外だわ」
フウ「なんだって、英国ではワーキングクラス(労働者階級の事。貴族や中産階級以外の多くの国民)の男が本を読んでいるだけでゲイ呼ばわりされるのかねえ」
ジョージ「日本人はオーストリアとオーストラリアをなんで混同するんだ。意味が全然違うだろうが。元々はÖsterreich(ドイツ語:東の国)とterra australis(ラテン語 : 南の地)だぞ?」
ヴィルマ「あら~、なんか皆、言いたい事いろいろあんのねえ」
阿紫花「アンタねーのかい?なんか不満な事」
ヴィルマ「あっても気にしない。あ、でも一個ある。首都の法律」
ジョージ「アメリカの法律もおかしいのが多かったな」
ヴィルマ「これだけはちょっとねー。米国合衆国首都では正常位以外の体位は禁止」
全員「!?」
ジョージ「違反を誰が届け出るのかがネックだな……」
ギイ「冷静に考える事ではないよ、ジョージ」
阿紫花「アンタが違反者だってのはあたしがよく知ってっけど。あたしヤクザだから通報しやせんよw」
ジョージ「ああ、それは良かった(棒読み)」
相手も同罪なんですけど……。
〇よくある。
所用で泊まる事になった外国のホテルの前にて。
ギイ「君らは絶対に、他人が居る場では手をつないだり抱き合ったりするなよ。僕が一緒の時は絶対に、だ。君らがゲイでも僕はいいが、僕はゲイだと思われたくない」
阿紫花「あたしとジョージさんの二人きりだったら何してもよろしいんで?」
ジョージ「いつだってしてないだろう、そんな真似は」
ギイ「寄り添うのもダメだぞ。無意識に人に寄りかかる癖も出すなよ、阿紫花。こっちじゃ同性同士がくっついてたら絶対にゲイかレズだからな」
阿紫花「偏見じゃねえの?兄弟とか姉妹じゃねえ?」
ギイ「君らがそう見えるならそう反論しろ。部屋が空いているか聞いてくるから、後ろで待っててくれ(ホテルの受付に向かって)部屋はあるかい?」
受付「はい。……ダブルも空いておりますが」
ギイ「シングルとツイン、1部屋ずつ。僕はシングルだ(怒)」
ギイ「絶対君らのせいでゲイだと思われたんだ!男が三人でダブルでなど寝るか!?君ら、僕の後ろで手でもつないでたんじゃないのか?」
阿紫花「離れてましたぜ」
ジョージ「……(自分の方がずっとゲイに見えるって事に、どうしてギイは気付かないのかな……気付きたくないんだな……)運が悪かったんだよ、な?」
阿紫花「……(むやみやたらに顔がいいってのも考えモンだな……。プライド高ェからなあ……)色男にゃ、よくあるこってさ……」
ギイ「君たちどうして暖かい目で僕を見る!?」
言わずもがなだ……。
〇第一種ですか?
平馬「兄貴ー。ちょっと俺にも兄貴の人形操らせてくれよ。どんなだかやってみてえ」
阿紫花「……構いやせんけど、アンタ免許持ってやす?」
平馬「免許!?」
阿紫花「あたしの人形はマニュアルなんで、オートマチック限定お断りなんですぜ。アンタ、免許持ってっか?」
平馬「誰もナ事言ってなかったぞ!?」
阿紫花「一人前の人形使いだったら免許持ってて当然だぜ。誰も免許の事を言わねえのは、車の免許なんかと違って黒賀村の長の許しが必要だからさ。秘密にしとかねえとよ」
平馬「だって、しろがねのねえちゃんとかギイは……!」
阿紫花「あの人たちはフランスのキュベロンっつートコの厳しい教習所勉強したのさ。寝ず食わず休まずの厳しい操りの訓練の末に、マニュアル免許を貰ってんのさ……」
平馬「マジで!?中型とか大型第二種とかあんの!?」
阿紫花「(詳しいな)ええ、そりゃもう。ギイさんは特殊第二種まで持ってんぜ。ほれ、オリンピアっつー難しい人形あったろ?あれでさ……」
平馬「おお……あれが……!」←何が?
阿紫花「あたしの人形はそれほどじゃねえが、ま、そういうワケだから諦めな。これにこりずに、あんたは頑張ンな……。でないと、ジョージみてえに『しろがねになったはいいが落第して機械人間』みてえな事になっちまって恥かくぜ」
平馬「おお……あのオッサン……(ちら、と隣の部屋のジョージを見る)。分かった。俺頑張らあ。あのオッサンくれにしか勝てねえなんて、男として恥ずかしいや」
阿紫花「ン。頑張ンな」
近づいてきたジョージ「隣近所が車を貸してくださるそうだから、ギイの用事で少し出てくる。君たちも行くか?」
阿紫花「あたしは寝てやすよ。アンタどうする?平馬。アイスくれえ買ってもらえっぞ」
平馬「え、マジ?」
ジョージ「それくらいはいいが、なあ、私のカードケースを知らないか?免許類まで入っているのだが」←国際自動車運転免許。
平馬「免許!?」←人形の、だと思っている。
ジョージ「ああ。一応作ったんだ。これまではなくても良かったんだが(しろがねの権力でフリーパス)、今はあるとないとでは違うから」
平馬「と……特殊か!?」
ジョージ「いや?普通(自動車)だ。あと、免許には記載して無いが私たちは機械類全般なら何とかなるから、他のモノも動かせるぞ(電車とか」
平馬「マジで!?」
ジョージ「さすがに軍用のモノは難しいがな。音速で動くモノは扱いにくい」
平馬「音速!?」
ジョージ「だが私は改造しているから重力にも強いしな。ん、何の話だ。なあ、アシハナ、私の免許を知らないか?」
平馬「……わ、忘れねえ内に一回手合わせを……!(ジョージに負けると恥ずかしい、と言ってしまった手前)」
ジョージ「忘れて一階の手洗いにかな~……一体どこやっただろうか……」←聞いてない
平馬「俺、頑張る……」
阿紫花「ン。頑張ンな」
〇限定ですか?
サハラにて。
ファティマ「アナタが人形を持って来てくれたの!?ありがとう!……ヤだ、この人形、マニュアルだわ。私、オートマ限定なの……!」
阿紫花「へ?げ、限定?」
ダール「飲酒運転で14点切られたばっかで……!」
トーア「わ、私は違反で免停中なんだ……!」
ジョージ「しっかりしろしろがねども!これだからしろがね-Oが優れていると思い知ってしまうんだ!」←初期のジョージは強がり連発でカワイイ
マァリィナ「いや、アンタ関係ないし」
阿紫花「なんか知らねーが、まさかバアさんまで免許がどうとか言わねえよな?」
ルシール「馬鹿お言いでないよ、ヒヨっ子。あたしは百年以上ずっとゴールド免許さ……」
ミンシア「さすがよルシール!」
ルシール「フン、これがないとアンジェリーナ人形は使えないからね。今日だってこのポケットに……ン?(ゴソゴソ)キュベロンに置いて来た……。フン!だがこれしき」
阿紫花「め、免許不携帯は切符切られやすぜ」
ルシール「これからも必要なら心配もするけどね。いいかい、このテントは真夜中に……」
阿紫花「?」
そしてすべてを知った阿紫花はジョージを殴りに行くのですね。分かります。(無理矢理原作に結びつけてみたw)
〇ジェネレーションギャップ。
エレと百合が阿紫花家の台所でケーキ作り中。ジョージがヒマそうに見てる。
百合「しろがねさんは、ギイさんにも料理を教わったの?すっごく上手ね!フランス料理が中心なの?」
エレ「いえ、ギイ先生はあまりそういうのは……。各地を長く一緒に旅をしてましたから、その先々でお世話になった家や下宿先で、少しずつ教わったりして覚えました。だから私の料理は、どこの国の、とは言えないかも知れません」
百合「ふ~ん」
エレ「ギイ先生は、どうしても宿が手配出来ない時や、作らなければない時だけ作ってくださいました。手早く簡単な焼き料理がほとんどでしたね」
百合「下手なの?ギイさん」
エレ「いえ、昔の話ですから、男性が料理をする事は考えにくい時代でした。男性が料理などの女性の仕事をすべきでない、という時代もありましたから。それでも、私に食べさせるために努力してくださったのです。それで充分です」
百合「そうなんだ~。ねえ、ジョージさんも料理しなかった人?」
新聞を読んでいたジョージ「しなかったな。怒られるから。使用人の仕事を男子がするな、恥をかかせるな、とね。今では考えにくいだろう?でもギイや私の時代は、そうだったんだよ」
百合「じゃあ、何も作れないの?」
エレ「まあ、どうせなら一緒に作りませんか?お料理が出来ると面白いですよ」
ジョージ「いや、いい。まったく出来ないわけではないし。……そうだ、メイドの手伝いでこっそり作っていた料理を、今作ってあげよう。どうせ使うだろうから」
エレ「使う?」
百合「え、本当!?わあ、何なに?」
大きな空き瓶に牛乳を入れて機械じみた高速で振るジョージ「出来た。バター。使うだろう?」
百合「……」←瓶の中身が本当にショボイ。作りたてのバターなんてそんなんだよ
エレ「それは……まだ料理ではありませんよ……」
どうせ使うから貰うけど。
※本当は牛乳でバターを作るのは、現在の市販の牛乳では難しいです。生クリームを使用したら作れますが、話の進みが変わるので牛乳で……。あしからず。
〇続き。
ジョージ「でも味は薄いな……。日本の牛乳は薄いんだな」
エレ「牛の種類が違いますしね。確かに、味が違いますね。脂肪分の差でしょうか」
百合「そうなの?」
エレ「はい。脂肪分が多い、加工しやすい牛乳を出す乳牛が昔は多かったのです。今はどうなのでしょう?肉牛も多くなりましたね、きっと」
ジョージ「そうだな。私が子どもの頃はバターも高かったらしいからな。買うより安いから自分の家で作っていたが、私やギイの親の世代はそれも贅沢だと言う世代だったと思うよ。貴族と庶民は、やはり身長も体格も全然違っていた。頭一つも差があった。あれは遺伝とかではなく、食べるものだったんだな、やはり。庶民は何かお祝いでもなければ肉は食べなかったそうだよ。貴族と違ってな。それでは体格に差も出るな」
エレ「日本人もお肉を食べるようになってから身長が伸びたとニュースで言ってましたね」
ジョージ「だろうな」
百合「昔はヨーロッパの人も背が高い人が少なかったのね。ふ~ん。ちょっと意外」
ジョージ「ルシールの……いや、エレオノールのお祖母さんの時代だと、もっと顕著だな、きっと。何かの本で読んだが、当時の貴族と庶民の平均身長差は20センチだそうだ。ま、貴族優位の調査ではあるだろうがな」
百合「20センチ!……英兄とジョージさんくらい差があったのね!」
ジョージ「実際はアシハナと君くらいの差だ。全体的に低かったんだろうから」
ひょこひょこやってきた阿紫花「ありゃ、飴でもこさえてるんで?」
エレ「ええ、ケーキです。仲町さんがお誕生日なので、こっそり……」
百合「私はこっそりお手伝い。ジョージさんもね(バターを)。それで昔の話とか……そうそう、20センチ(の身長差)だったんですって、昔の人たちって」
阿紫花「へ?……(ジョージをじっと見る)……」
ジョージ「なんだ」
阿紫花「……あんた、小さい方だったんですねえ……(微笑)大丈夫、あんたくれえありゃ、本当に大したモンですから……」
ジョージ「あ、ありがとう……(?)」
百合「え~?ジョージさん昔にしても大きい方なんじゃない?それだけあったら。ねえ?見たら分かるじゃない!」
ジョージ「なぜ、アシハナは怒って私を殴ったんだ?……」
エレ「……(鈍い人……)大丈夫ですよ、多分(ただの誤解だから……)……」
〇誰もが一度は考える。
ジョージがピアノを弾く背後で、人形の整備をする阿紫花。
ジョージ「たまには感想でも聞かせてくれないか」
阿紫花「そうっすねえ……(……もしジョージのやりたい事がピアノ以外だったらどうなっちまってたかな……)」
想像上のジョージ1『私の生き甲斐は酒と女だ!はははははは!(金髪美人を抱きしめて大笑い)君はもういいぞ!』
阿紫花「ムカツク」
ジョージ「え!?この曲ダメだったか!?」
想像上のジョージ2『ドレスに口紅に白粉に香水……!私は本当は女になりたかったんだ!フウの技術で女になってみた!どうだアシハナ!』
背中を向けたままの阿紫花「……別にいいんだが、悪くもなく、良くもなくで……」
ジョージ「ラフマニノフもダメか!?し、刺激的な曲って何かあったっけ……」
想像上のジョージ3『しろがねになった少年時代からやり直してみたいぞ!ちびっこの体からやり直す!……ダメ?(うるうる目のチビッコ)』
阿紫花「……何だそりゃ天国過ぎっだろ……!(赤面&照れ笑い)」
ジョージ「レクイエムのどこにそんな要素が!?」←譜面を必死にめくって曲の解釈を探している
想像上のジョージ4『人生を君とやり直したい。ピアノも、人間らしい生活も、何もかもやり直したい。君と』
阿紫花「……あたし絶対イイって言っちまうから……!」←悶絶して床の上でもだえている
ジョージ「いや今弾いてなかっただろ!?」←譜面をめくってて
ジョージ「私は才能が無い」
ギイ「は?」
ジョージ「……一番に聞いてもらいたい相手が一番聞いてくれない」
ギイ「君のソレはノロケだ」
加筆しました!
最近ネタが固定されてきてつまらないぞ……。もっといろんなネタを思いつきたいなあ。
ジョークのサイトを見てる。意味が分からないのも多い……。
最近ネタが固定されてきてつまらないぞ……。もっといろんなネタを思いつきたいなあ。
ジョークのサイトを見てる。意味が分からないのも多い……。
〇日本に馴染んだ面々。
ギイ「透明な食べ物なんてそうそうあるものじゃないけど、春雨と糸こんにゃくは違うものだって、僕は最近知ったよ」
エレ「私はもっと分かりますよ!糸こんにゃくと白滝の違いも分かります」
ミンシア「中国じゃ、こんにゃくって最近の食べ物よ。四川の人は食べてたらしいけど」
ヴィルマ「ン~、似たのでさ、クズキリってのもあるよね。甘いのなら、アタシ食べられる」
ギイ「慣れると、あの見た目が涼しげに思えてくるなあ。夏の冷やした葛餅や葛饅頭は好きだな」
エレ「ジョージは?違いが分かりますか?」
ジョージ「……(心の中で『ところてんは食べるのと性的なのと2種類ある』と阿紫花に教わって言ってみたいけど言えなくて葛藤してる)……ない。ないな。私はそれほど詳しくないから……」
ミンシア「そうなんだ」
ジョージ「よくある事ではあるが、詳しくは知らないんだ」
全員「(よくあるって、何が?……)」
だから、ところてんが。
〇日本に行く時の心構え
エレ「日本に来る時って、何か準備しました?私はステージ用のメイク道具を買い揃えましたね。日本の製品は奇抜な色も少ないし、私に合う色が少ないので」
ヴィルマ「アタシは特に何も無いかな。あ、ドルを円に換える時期を見計らってたくらいで。後、銀行の日本支店の位置だけはチェックしてた」
ギイ「今は外国の銀行の支店も多いし、ネット送金もあるし、カードも普及したし……。本当に楽になったな。僕は服を買い揃えた。日本人向けの衣服はやはり日本人が似合うみたいだ。日本の海外ブランド店で売ってる服も、あんまり似合わなくてね」
ミンシア「私は日本の服は結構好きよ。アクセサリーとかの小物もカワイイし。あ、日本に来る前にお土産リスト渡されて大変だったわ。道場のみんなに、日本製の大型の炊飯器とか買って来てって頼まれちゃった。リストで安いお店の指定までしてあるのよ」
エレ「人それぞれで面白いですね。ジョージ、貴方は何かないの?」
ジョージ「新しい靴下を買った」
全員「ああ……(納得)」←全員経験済
日本の家に来る外国人が誰もが通る道。
阿紫花「だってジョージさんもギイさんも、メイド人形が修復した下着とか靴下、平気で着てるんだぜ」
ジョージ「見えないからいいだろ」
ギイ「全体がボロでも平気な君には言われたくないよ」
〇無意味
フウの屋敷でお食事中。
ジョージ「最近、抹茶アイスもアリかと思えてきた(小さい抹茶アイスを食べてる」
阿紫花「そりゃあよかったですねえ。アンタがこれまで食ってたのは甘過ぎだったからな。(ジョージさんは気づいてねェ……。今食ってるそのアイスは、抹茶じゃなく、あたしが用意した粉末青汁が入った青汁アイスだって事に……!)健康にゃいいやな……」←親心
ジョージ「健康とか不健康とか、私には関係ないがな……」
阿紫花「……!(そういえばそうじゃん)」
お前が食え。
阿紫花「あたしは甘い物嫌いでさ」
ジョージ「甘くないぞ、これは」
ギイ「僕でも食べられるぞ」
阿紫花「アンタらの甘いは日本人の基準じゃねーんだって」
ちょっとでも甘かったら阿紫花はアウト。
〇ジョークでさ、ジョーク
ベッドでジョージにじゃれつく阿紫花「で、三人目の男はこう言いやして『オレの恋人は性格もいいしスタイルも顔もバツグンだ。ただ咽喉仏が』」←アメリカンジョーク(下品)
ジョージ「(もっと恋人らしいベッドの誘いはないものか……。アシハナは事の前にいつも下品なジョークばっかり言うなあ……)なあ、アシハナ」
阿紫花「へえ?」
ジョージ「私は君を、ピアノより……いや、何よりも一番愛している」
阿紫花「ジョージさん……」
ジョージ「アシハナ……」
阿紫花「あんたもジョークとか言えんですねえ」
ギイ「おい、ジョージが部屋から出てこないんだが……」
阿紫花「なんか面白い事言ったら出てくるんじゃねえですかね」
本気だったのに。
〇言い負かす
阿紫花「なあ。あたしが金出すから、今夜は女買いに行きやせんか。パーティ気分で、何人も呼んでさ。部屋に酒一杯用意して……(毎度どうせダメって言われるから語尾が弱い)アンタの希望がありゃ全部叶えっから」
ジョージ「私の希望?聞いてくれるならどこでも行くさ。相手の要求にトコトン付き合って、朝まで楽しくヤリまくるんならいいよ」
阿紫花「え。じゃあ一緒に……!(キラキラ)」
ジョージ「それで部屋に私と二人きりなら許可する」
阿紫花「……(知恵つけやがって……!)」
〇ホテルに泊まった。
ロビーにて。
ジョージ「ギイやフウはまだかな。アシハナ。私の部屋に来ないか」
阿紫花「行ってもいいが、1回だけですぜ」
ジョージ「(私の部屋は)15階なんだが」
阿紫花「そんなにイケると思ってんのか!?」
ジョージ「大丈夫だ。エレベーターあるから」
阿紫花「どこでヤる気だ!?」
ジョージ「やる?(酒かな?煙草かな?)まさか、そんな所ではやらない。やるなら部屋か、バーだろう」
阿紫花「バー!?(人が多いのに!?)」
ジョージ「昔はラウンジでもOKだったんだがなあ(煙草も酒も)」
阿紫花「マジで!?ここで!?丸見えじゃねーか!アンタにそんな時代が!?」
ジョージ「まさか!君と出会ってからだよ、そんなモノ(煙草・酒)」
阿紫花「(胸キュン)……チッ……。仕方ねえ。アンタがそれがいいっつーんなら、どこでも行きやしょう」
ジョージ「じゃあ部屋でいいか?」
阿紫花「へえ……でもどうかせいぜい3回くらいに……!」
ジョージ「だから(私の部屋は)15階だって言ってるだろうが!しつこいな君は!」←短気
阿紫花「しつこいのはテメーだ!」←こっちも短気
物陰のフウ「……助けなくていいのかい?」
ギイ「しばらく見ていよう。僕はあまり関わりたくない」
ギイ「透明な食べ物なんてそうそうあるものじゃないけど、春雨と糸こんにゃくは違うものだって、僕は最近知ったよ」
エレ「私はもっと分かりますよ!糸こんにゃくと白滝の違いも分かります」
ミンシア「中国じゃ、こんにゃくって最近の食べ物よ。四川の人は食べてたらしいけど」
ヴィルマ「ン~、似たのでさ、クズキリってのもあるよね。甘いのなら、アタシ食べられる」
ギイ「慣れると、あの見た目が涼しげに思えてくるなあ。夏の冷やした葛餅や葛饅頭は好きだな」
エレ「ジョージは?違いが分かりますか?」
ジョージ「……(心の中で『ところてんは食べるのと性的なのと2種類ある』と阿紫花に教わって言ってみたいけど言えなくて葛藤してる)……ない。ないな。私はそれほど詳しくないから……」
ミンシア「そうなんだ」
ジョージ「よくある事ではあるが、詳しくは知らないんだ」
全員「(よくあるって、何が?……)」
だから、ところてんが。
〇日本に行く時の心構え
エレ「日本に来る時って、何か準備しました?私はステージ用のメイク道具を買い揃えましたね。日本の製品は奇抜な色も少ないし、私に合う色が少ないので」
ヴィルマ「アタシは特に何も無いかな。あ、ドルを円に換える時期を見計らってたくらいで。後、銀行の日本支店の位置だけはチェックしてた」
ギイ「今は外国の銀行の支店も多いし、ネット送金もあるし、カードも普及したし……。本当に楽になったな。僕は服を買い揃えた。日本人向けの衣服はやはり日本人が似合うみたいだ。日本の海外ブランド店で売ってる服も、あんまり似合わなくてね」
ミンシア「私は日本の服は結構好きよ。アクセサリーとかの小物もカワイイし。あ、日本に来る前にお土産リスト渡されて大変だったわ。道場のみんなに、日本製の大型の炊飯器とか買って来てって頼まれちゃった。リストで安いお店の指定までしてあるのよ」
エレ「人それぞれで面白いですね。ジョージ、貴方は何かないの?」
ジョージ「新しい靴下を買った」
全員「ああ……(納得)」←全員経験済
日本の家に来る外国人が誰もが通る道。
阿紫花「だってジョージさんもギイさんも、メイド人形が修復した下着とか靴下、平気で着てるんだぜ」
ジョージ「見えないからいいだろ」
ギイ「全体がボロでも平気な君には言われたくないよ」
〇無意味
フウの屋敷でお食事中。
ジョージ「最近、抹茶アイスもアリかと思えてきた(小さい抹茶アイスを食べてる」
阿紫花「そりゃあよかったですねえ。アンタがこれまで食ってたのは甘過ぎだったからな。(ジョージさんは気づいてねェ……。今食ってるそのアイスは、抹茶じゃなく、あたしが用意した粉末青汁が入った青汁アイスだって事に……!)健康にゃいいやな……」←親心
ジョージ「健康とか不健康とか、私には関係ないがな……」
阿紫花「……!(そういえばそうじゃん)」
お前が食え。
阿紫花「あたしは甘い物嫌いでさ」
ジョージ「甘くないぞ、これは」
ギイ「僕でも食べられるぞ」
阿紫花「アンタらの甘いは日本人の基準じゃねーんだって」
ちょっとでも甘かったら阿紫花はアウト。
〇ジョークでさ、ジョーク
ベッドでジョージにじゃれつく阿紫花「で、三人目の男はこう言いやして『オレの恋人は性格もいいしスタイルも顔もバツグンだ。ただ咽喉仏が』」←アメリカンジョーク(下品)
ジョージ「(もっと恋人らしいベッドの誘いはないものか……。アシハナは事の前にいつも下品なジョークばっかり言うなあ……)なあ、アシハナ」
阿紫花「へえ?」
ジョージ「私は君を、ピアノより……いや、何よりも一番愛している」
阿紫花「ジョージさん……」
ジョージ「アシハナ……」
阿紫花「あんたもジョークとか言えんですねえ」
ギイ「おい、ジョージが部屋から出てこないんだが……」
阿紫花「なんか面白い事言ったら出てくるんじゃねえですかね」
本気だったのに。
〇言い負かす
阿紫花「なあ。あたしが金出すから、今夜は女買いに行きやせんか。パーティ気分で、何人も呼んでさ。部屋に酒一杯用意して……(毎度どうせダメって言われるから語尾が弱い)アンタの希望がありゃ全部叶えっから」
ジョージ「私の希望?聞いてくれるならどこでも行くさ。相手の要求にトコトン付き合って、朝まで楽しくヤリまくるんならいいよ」
阿紫花「え。じゃあ一緒に……!(キラキラ)」
ジョージ「それで部屋に私と二人きりなら許可する」
阿紫花「……(知恵つけやがって……!)」
〇ホテルに泊まった。
ロビーにて。
ジョージ「ギイやフウはまだかな。アシハナ。私の部屋に来ないか」
阿紫花「行ってもいいが、1回だけですぜ」
ジョージ「(私の部屋は)15階なんだが」
阿紫花「そんなにイケると思ってんのか!?」
ジョージ「大丈夫だ。エレベーターあるから」
阿紫花「どこでヤる気だ!?」
ジョージ「やる?(酒かな?煙草かな?)まさか、そんな所ではやらない。やるなら部屋か、バーだろう」
阿紫花「バー!?(人が多いのに!?)」
ジョージ「昔はラウンジでもOKだったんだがなあ(煙草も酒も)」
阿紫花「マジで!?ここで!?丸見えじゃねーか!アンタにそんな時代が!?」
ジョージ「まさか!君と出会ってからだよ、そんなモノ(煙草・酒)」
阿紫花「(胸キュン)……チッ……。仕方ねえ。アンタがそれがいいっつーんなら、どこでも行きやしょう」
ジョージ「じゃあ部屋でいいか?」
阿紫花「へえ……でもどうかせいぜい3回くらいに……!」
ジョージ「だから(私の部屋は)15階だって言ってるだろうが!しつこいな君は!」←短気
阿紫花「しつこいのはテメーだ!」←こっちも短気
物陰のフウ「……助けなくていいのかい?」
ギイ「しばらく見ていよう。僕はあまり関わりたくない」
とうとう20です。よくこんな下らない話を考えるものです(自嘲)が、お付き合い下さい。
小話20
〇言語って、教える人でどうにでもなる。
リーゼ「ドイツ語じゃなかったです……。すっごく上品なオーストリア語でしたけど、言い回しがお年寄りみたいで、あと、訛ってました(苦笑)」
鳴海「なんかいちいち突っかかるフランス語だったぜ……。発音いい古臭いパリ弁なのな。聞き覚えあんだけどよ……」
フウ「あの子の英語は、米語だよ。ひどいスラングだから聞いてられないね。クイーンズ・イングリッシュでしか話しかけないように、メイド人形たちに命じたくらいだよ」
エレ「だそうですよ」
ジョージ「ドイツ語が訛ってるんだ!方言はそっちだ!」
ギイ「鳴海め。エスプリを理解しないア本人(アホな日本人)が、よく言うよ」
ヴィルマ「あはははは、やっぱバレた?だってさ~、やらしい言葉言わせたいじゃない?」
ジョージ・ギイ・ヴィルマに言葉を教わっていた阿紫花「……街の女郎に教わった方がマシでしたよ……」
ジョージ「いかんぞ、それは!絶対に許さない」
ギイ「その時は僕もご一緒したいな。久しぶりにムーラン・ルージュに行ってみたい」
ヴィルマ「女相手の飾り窓あったらアタシも行きたいな」
ギイ「あると思うよ。女性専用のバーもあるだろうし」
ヴィルマ「行っちゃう?ぷくくく、楽しいよねえ!」
ギイ「アナタとは話が合うな、マドモワゼル」
阿紫花「あたしも行きてェ」
ジョージがブチ切れる三秒前のお話でした。
阿紫花「もうアンタらには言葉教わらねえ」
そうしなさい。
〇義理の兄の連れについて本気出して考えてみた。
こたつで丸くなっている三姉妹。
ヒマを持て余したれんげ「ねー」
百合「なにー?玄関の音したー?」
れんげ「ううん。ジョージちんで和んだ事を暴露する会・開催~パフパフパフ~」
勉強中の菊「下らないわね。大の大人で和むも何も無いわよ」
百合「そう?私はあるよ~。お米かな。ジョージさんねえ、英兄に騙されて、日本のご飯は機械で作ってるって思い込んでたんだよ。ひき肉作る機械みたいなので作ってるって騙されてた」
れんげ「ぷふっ、こないだアタシがご飯炊いたって言ったら『機械で?』とか聞いたたけど、それかあ。炊飯器の事かと思ってた」
菊「騙す方も悪いけど、騙される方も悪い詐欺ね……」
れんげ「アタシもあるよ~。ジョージちんさあ、百合が借りてきたボーイスラブの小説さあ」
百合「ちょっ、ヤダッ!どこ行ったかと思ってたら……!やめてよ~!!変な子だと思われるでしょ!(ぼかぼかれんげを叩く)」
れんげ「あははは、置き忘れた百合が悪いんでしょ!でさあ、表紙だけ見て『日本のマンガの絵は綺麗だな。……両方女の子かな。私が子どもの頃は女の子のための小説などなかったが』って、ほのぼのしてたよ。えげつないタイトルとかも『スラングかな?どこの国も若者言葉は仕方ないな』って苦笑してたし。天然だよね」
菊「そんな計算が出来たら英良なんかと付き合わないわね」
戸を開けて入ってきた阿紫花母「寒い寒い。コタツはしまおうかと思ったらこれだからねえ。あら、ジョージさんの話?(ニコニコ)」
れんげ「ジョージちんで和んだ瞬間についてー」
阿紫花母「あ~、あるわよ。あるある。お盆に来たでしょ、英良と。その時に、宅配便が来て、ジョージさんに判子取ってもらったのよ。そこの棚の引き出しの」
百合「そこの引き出しがどうかした?」
阿紫花母「そこ、昔のからくり付いてるじゃない?開け閉めするとハーモニカの音がなるじゃない?(実在するそうですよ。防犯のために)そこ開けてもらった時の顔がね、うふふ、本当に目が点になってたのよ。猫騙し食らった顔みたいになって、動けなくなってて」
百合「それでそれで?」
阿紫花母「『ミ……いや、レのシャープ……』って丸い目で呟いてた……。その時分かったの、ああ、この人はウソがつけない人だな、って……」
百合「ふ~ん……(笑いを堪える顔)」
阿紫花母「しかもその後、一人にしてみたらこっそり何回もその引き出しを開け閉めしてたわ……。一回開け閉めする毎にパプー、って音が鳴るのを、なんか嬉しそうに一人で……。お母さんあれで一気にかわいく思えたわ。思えば、英良もあんたらも、そこの引き出しで同じ事してた」
菊「黒づくめの2メートル近い大男が体をかがめて必死にそこの引き出しを開け閉めしてた、って、軽くホラーよね……」
れんげ「ぷーっ、ちょっと菊姉、笑わせないでよ!ジョージちん、子どもみたいな事するから面白いよね」
百合「もー、菊姉はなんかないの?そういうエピソード」
菊「……(夏にジョージが小学校と中学校のピアノを全部調律してくれたけど、……小学校の音楽室でこっそり英良とキスしてたのはノーカンにしよう……)ないわ。ないわね。ワタクシ忙しいの。英良に聞くのが一番よ、そういうのは」
百合「え~、答えてくれないよ」
れんげ「生々しいの聞かせてくれたらどうする~?」
阿紫花母「コラッ、女の子がはしたない事言わない!(苦笑)」
菊「なんでもアリだから困るのよね、英良は。……あら、玄関の音しなかった?来たんじゃない?こたつ一箇所あけてあげましょうかね……」
3月14日の一コマ。
〇大人の付き合いってこういうモノさ
鳴海「心の中が読めるメガネ?フウめ、こんなモン何に使うってんだよ……」
エレ「あら、ナルミはこのメガネのテスターに向いていると思う(ていうか、裏表がないからメガネの意味がないキャラだわ……)」
鳴海「そうかあー?んじゃ、ちょっといろいろ見てくるか……」
阿紫花「あははは、ジョージさんたら流しそうめんは冬の代名詞だって言ったら素直に騙されてやんの!あははは」
ジョージ「コラ!君はいつもそうやって……」
菊「もう、英良ったら」
ギイ「まったく、仕方ないな」
ジョージの心の中『フ、毎回私を騙したと思って喜んでいるとは、やはり甘いな……。私は大人だから騙されてやるのさ……』
阿紫花の心の中『へ、ジョージさんは、あたしが本気でジョージさんを騙して楽しんでいると思い込んでるんでしょうね……。騙されてやってるジョージさんに気付かないふりして毎回騙す……。これが男と女の(男と男の)理想の姿ってヤツでさ……!』
菊の心の中『よっしゃ!マジメ攻めの説教タイム突入か!?ワガママ淫乱受けに、体を使ったお説教希望ンヌ!!』
ギイの心の中『いつもカワイイな僕の子猫ちゃんたち……ツンデレジャパニーズボブテイルもよし、デレツン真っ黒野良猫を飼いならすもよし、ブサカワ真っ白ラグドールもよし……フフフフフ』
鳴海「うざい」←メガネを足元に叩きつけてパリーンしながら
鳴海「ギイが一番うざい」
〇あったかい
(某さんの小説でジョージ=イチゴチョコ色に萌えました)
事後に阿紫花が失言「ジョージさんの乳首、遊んでねえ色してんのな。下もだけど。イチゴチョコみてえ」
ジョージ「ハッ!(馬鹿にした鼻息)私に比べたら大分淫乱な色の癖に、へばるのが早いのはどこの誰かな?弄りやすい豆みたいな乳首してるくせにな。どこの誰がどの口で私に皮肉を言うのやら」(文句と反対意見は大量に出てくる人)
阿紫花「(珍しくイラッ)」
その後、睡眠中のジョージ「(すやすや)」
ぬ、と忍び寄る阿紫花「……(ジョージの乳首に、筆で何か塗ってる)」
朝。
ジョージ「……う~ん……(胸元を掻いている)なんか、痒いし赤くなってるな……。表皮が再生するまで痒いのはイヤだな……腫れて膨らんでいるし……アシハナに見つかったらコトだな。う、乳首が熱くて不快だ……」
ギイ「おはよう。なあ、メイド長がおかしな事を言っていたんだが、唐辛子の粉末がなくなったそうだ。知らないか?」
阿紫花「さあ~、知りやせんねえ~。……ねえ、ジョージさんなんかいつもと違う気がw(ニヨニヨ)この辺がなんか気になるんでさw(服をめくる)お、乳首膨らんでやがんのw」
ジョージ「ちょっ、馬鹿やめろ吸い付くな!」
ジョージ「……という事があってな。あれはなんだったんだろう……」
エレ「……その日は阿紫花にキスしたら辛くなかったですか?……」
ジョージ「ああ、それもどうしてだったんだろうなあ……」
エレ「……」
ダメだコイツ早く何とか(以下略
〇あったかい・その2
お出かけ中の阿紫花「あ~、雪だ降ってきやがった。道理で寒ィや」
ジョージ「確かにな。だが私は、君といるといつでも一箇所だけは暖かいよ。どこだか分かるか?」
阿紫花「ン~、(乳首を指差そうとして、二つあるから曖昧に両乳首の間を指差す)これですかねえ?(脳内に『カプサイシン』『唐辛子発汗発熱ダイエット』『唐辛子ホッカイロ』とかが浮かんでいる)」
ジョージ「そうさ、ここさ……!(ハートを指差して)もうずっとこうなのさ……!」←口説き文句が決まった、という「どや顔」。
青ざめて目を逸らす阿紫花「そ、そりゃあ実に申し訳ございやせん……!(まだ乳首腫れてんのか……!)」
ジョージ「なぜ謝る!?(日本人だからか?)い、いや、私は、それがとても心地良くてだな……」
阿紫花「気持ちいいんで!?」
ジョージ「すごく気に入っている!」
阿紫花「マジで!?」
ジョージ「は、はじめは戸惑った。でもこんなのも、素晴らしいじゃないかと思えてきたんだ……!君のおかげだ……!君がいなければこんな自分には気付かなかったさ……!」
居たたまれずに泣きながら逃げ出す阿紫花「本当にすいやせんでした……!!(あたしのせいでジョージさんが乳首改造に目覚めちまったー!!)」
追いかけるジョージ「え、ちょっ、なぜ逃げる!?人が告白してる最中に!?これが日本人ってヤツか!?おい!」
阿紫花「あたしがアンタをおかしくしちまったなんて……!(主に乳首を)」
ジョージ「だからそれでいいんだって言ってるだろうが!」
阿紫花「……!(脚力加速)」
ジョージ「ちょっ、待てー!!」
息が切れてぜえぜえになった阿紫花を捕獲。
抱きしめて持ち上げてるジョージ「何故逃げるんだ……」
阿紫花「ぜー、ぜー、ぜー……う、うう……アンタをおかしくしちまって本当に悪かったと思ってやす……(ぜえぜえ)」
ジョージ「だからそれでいいんだ、って--(息が切れている阿紫花の熱さに気付く)……うん、これはこれであったかい」
阿紫花「?(ぜえぜえ)」
〇何夢を見てるんだよ
ミンシア「中国だと、外国人の旦那さんを見つけて海外で暮らす、ってのが理想なのよね~。阿紫花良かったわね!」
阿紫花「ケッ、冗談じゃねえ。あたしゃこんなハゲを旦那にする気はねえよ。つか、女のがいいや。外人好きなのはどこの国でも一緒みてえだが、同じ外人ならヴィルマのがまだマシでさ」
ミンシア「そう?そんなに言わなくても(笑)。でも多いみたいね、自分の国ではイケてないから、って外国に行くとそれだけでモテる男って。フランス訛りとか、英国訛りがアメリカでもモテてるわね」
阿紫花「あ~、じゃあジョージさんアメリカにいたの、まさか……(はっ、と気付いた顔で)」
ジョージ「おい。人を愛の放浪者にするな」
ミンシア「そうよ阿紫花。ジョージなんかどこの国でもモテないわよ。どっかのヤクザ者くらいよ、こんな無神経なヒトを相手にするのは」←何気に暴言
ギイ「いや、そうでもないだろうよ。人種や国籍の違いだけでときめく女性も多い。それに……」
阿紫花「それに?」
ギイ「白金を思い出してみろよ。あんなヤツでも、東洋人だってだけでプラハではモテモテだったんだぞ」
ぷふ~、と煙草の煙を吐く阿紫花「あんたらにジョージさん会わせたくねえなあ……」
百合「なんで?」
れんげ「あんまハンサムじゃないんだっけ?別に馬鹿にしないから紹介してよ」
何かを察した菊「……とらないわよ」
〇体脂肪率
ミンシア「何?ジョージ。人のほっぺた突っつかないでよ」
ジョージ「……頬がふくよかな方が、私はいいな」
ミンシア「は?(まさかのジョージフラグ!?)阿紫花に言いつけるわよ!そりゃ、このミンシア姐さんは美人でナイスバディな大女優であるけども。アナタの心を乱す私を許して……!」
ジョージ「ああ、すまない、君にそんな心配をさせて。その必要はまったくないから心から安心してくれ。いや、やはり女性の頬は丸いものだと思ってな。いきなり突付いてすまなかった」
ミンシア「別にそれはいいけど」
ジョージ「阿紫花の頬ももう少しふくよかならなあ……(ため息)もう少し丸くても似合う気がするんだがなあ……(ブツブツ)」
ミンシア「男は仕方ないんじゃない?ヘビースモーカーだし、頬も痩せるって事よ。身長もあるし、仕方ないわよ……」
ジョージ「そうかなあ……。あ、エレオノール」
通りすがりのエレ「こんにちは。どうしましたか?」
ジョージ「ちょっと頬を突付かせてくれ」
エレ「は!?」
ミンシア「私も突付かれたのよ。阿紫花のほっぺと比べてみたいみたいよ」
エレ「はあ……。いいですよ。あまり強く突付かないで下さいね」
ジョージ「ありがとう。(エレの頬を軽く突付く。反動がほとんどない)……!?」
ミンシア「(ちょっと強めに突付く)……!?」
エレ「どうでした?(ニコニコ)あ、今日は温かいですね~。私、コートの下に早くも袖なし着てるんですよ」
ジョージ「(近くで見るとムキムキ筋肉の線がうっすら……!?)あ、ああ、いいんじゃないか?」
ミンシア「(頬も筋肉で出来てる……!?)あ、そ、そうね……」
鳴海「ジョージに変な事聞かれてよー。しろがねの抱き心地ってどうだ?とか言うから殴っちまった……。なんであんな事聞くかな、まったく」
阿紫花「ふ~ん?いいんじゃねえ?あたしも時々殴りたくなりやすよ。昨日だって、人の頬の肉が薄いとか、咥えてる最中に文句言うから噛んだらマジギレしやがってよ……」
鳴海「(噛んだ?)何を……?」
阿紫花「ナニを」
ジョージ「口でされるなら、ふくよかな頬の方が気持ちいいかと思うんだが、実際はどうなんだ?」←素朴な疑問
阿紫花「うるせえ(ガリッ)」
ジョージ「……!!」←悶絶
鳴海「……いっつもお前が原因なのな……」
阿紫花「?」
〇言語って、教える人でどうにでもなる。
リーゼ「ドイツ語じゃなかったです……。すっごく上品なオーストリア語でしたけど、言い回しがお年寄りみたいで、あと、訛ってました(苦笑)」
鳴海「なんかいちいち突っかかるフランス語だったぜ……。発音いい古臭いパリ弁なのな。聞き覚えあんだけどよ……」
フウ「あの子の英語は、米語だよ。ひどいスラングだから聞いてられないね。クイーンズ・イングリッシュでしか話しかけないように、メイド人形たちに命じたくらいだよ」
エレ「だそうですよ」
ジョージ「ドイツ語が訛ってるんだ!方言はそっちだ!」
ギイ「鳴海め。エスプリを理解しないア本人(アホな日本人)が、よく言うよ」
ヴィルマ「あはははは、やっぱバレた?だってさ~、やらしい言葉言わせたいじゃない?」
ジョージ・ギイ・ヴィルマに言葉を教わっていた阿紫花「……街の女郎に教わった方がマシでしたよ……」
ジョージ「いかんぞ、それは!絶対に許さない」
ギイ「その時は僕もご一緒したいな。久しぶりにムーラン・ルージュに行ってみたい」
ヴィルマ「女相手の飾り窓あったらアタシも行きたいな」
ギイ「あると思うよ。女性専用のバーもあるだろうし」
ヴィルマ「行っちゃう?ぷくくく、楽しいよねえ!」
ギイ「アナタとは話が合うな、マドモワゼル」
阿紫花「あたしも行きてェ」
ジョージがブチ切れる三秒前のお話でした。
阿紫花「もうアンタらには言葉教わらねえ」
そうしなさい。
〇義理の兄の連れについて本気出して考えてみた。
こたつで丸くなっている三姉妹。
ヒマを持て余したれんげ「ねー」
百合「なにー?玄関の音したー?」
れんげ「ううん。ジョージちんで和んだ事を暴露する会・開催~パフパフパフ~」
勉強中の菊「下らないわね。大の大人で和むも何も無いわよ」
百合「そう?私はあるよ~。お米かな。ジョージさんねえ、英兄に騙されて、日本のご飯は機械で作ってるって思い込んでたんだよ。ひき肉作る機械みたいなので作ってるって騙されてた」
れんげ「ぷふっ、こないだアタシがご飯炊いたって言ったら『機械で?』とか聞いたたけど、それかあ。炊飯器の事かと思ってた」
菊「騙す方も悪いけど、騙される方も悪い詐欺ね……」
れんげ「アタシもあるよ~。ジョージちんさあ、百合が借りてきたボーイスラブの小説さあ」
百合「ちょっ、ヤダッ!どこ行ったかと思ってたら……!やめてよ~!!変な子だと思われるでしょ!(ぼかぼかれんげを叩く)」
れんげ「あははは、置き忘れた百合が悪いんでしょ!でさあ、表紙だけ見て『日本のマンガの絵は綺麗だな。……両方女の子かな。私が子どもの頃は女の子のための小説などなかったが』って、ほのぼのしてたよ。えげつないタイトルとかも『スラングかな?どこの国も若者言葉は仕方ないな』って苦笑してたし。天然だよね」
菊「そんな計算が出来たら英良なんかと付き合わないわね」
戸を開けて入ってきた阿紫花母「寒い寒い。コタツはしまおうかと思ったらこれだからねえ。あら、ジョージさんの話?(ニコニコ)」
れんげ「ジョージちんで和んだ瞬間についてー」
阿紫花母「あ~、あるわよ。あるある。お盆に来たでしょ、英良と。その時に、宅配便が来て、ジョージさんに判子取ってもらったのよ。そこの棚の引き出しの」
百合「そこの引き出しがどうかした?」
阿紫花母「そこ、昔のからくり付いてるじゃない?開け閉めするとハーモニカの音がなるじゃない?(実在するそうですよ。防犯のために)そこ開けてもらった時の顔がね、うふふ、本当に目が点になってたのよ。猫騙し食らった顔みたいになって、動けなくなってて」
百合「それでそれで?」
阿紫花母「『ミ……いや、レのシャープ……』って丸い目で呟いてた……。その時分かったの、ああ、この人はウソがつけない人だな、って……」
百合「ふ~ん……(笑いを堪える顔)」
阿紫花母「しかもその後、一人にしてみたらこっそり何回もその引き出しを開け閉めしてたわ……。一回開け閉めする毎にパプー、って音が鳴るのを、なんか嬉しそうに一人で……。お母さんあれで一気にかわいく思えたわ。思えば、英良もあんたらも、そこの引き出しで同じ事してた」
菊「黒づくめの2メートル近い大男が体をかがめて必死にそこの引き出しを開け閉めしてた、って、軽くホラーよね……」
れんげ「ぷーっ、ちょっと菊姉、笑わせないでよ!ジョージちん、子どもみたいな事するから面白いよね」
百合「もー、菊姉はなんかないの?そういうエピソード」
菊「……(夏にジョージが小学校と中学校のピアノを全部調律してくれたけど、……小学校の音楽室でこっそり英良とキスしてたのはノーカンにしよう……)ないわ。ないわね。ワタクシ忙しいの。英良に聞くのが一番よ、そういうのは」
百合「え~、答えてくれないよ」
れんげ「生々しいの聞かせてくれたらどうする~?」
阿紫花母「コラッ、女の子がはしたない事言わない!(苦笑)」
菊「なんでもアリだから困るのよね、英良は。……あら、玄関の音しなかった?来たんじゃない?こたつ一箇所あけてあげましょうかね……」
3月14日の一コマ。
〇大人の付き合いってこういうモノさ
鳴海「心の中が読めるメガネ?フウめ、こんなモン何に使うってんだよ……」
エレ「あら、ナルミはこのメガネのテスターに向いていると思う(ていうか、裏表がないからメガネの意味がないキャラだわ……)」
鳴海「そうかあー?んじゃ、ちょっといろいろ見てくるか……」
阿紫花「あははは、ジョージさんたら流しそうめんは冬の代名詞だって言ったら素直に騙されてやんの!あははは」
ジョージ「コラ!君はいつもそうやって……」
菊「もう、英良ったら」
ギイ「まったく、仕方ないな」
ジョージの心の中『フ、毎回私を騙したと思って喜んでいるとは、やはり甘いな……。私は大人だから騙されてやるのさ……』
阿紫花の心の中『へ、ジョージさんは、あたしが本気でジョージさんを騙して楽しんでいると思い込んでるんでしょうね……。騙されてやってるジョージさんに気付かないふりして毎回騙す……。これが男と女の(男と男の)理想の姿ってヤツでさ……!』
菊の心の中『よっしゃ!マジメ攻めの説教タイム突入か!?ワガママ淫乱受けに、体を使ったお説教希望ンヌ!!』
ギイの心の中『いつもカワイイな僕の子猫ちゃんたち……ツンデレジャパニーズボブテイルもよし、デレツン真っ黒野良猫を飼いならすもよし、ブサカワ真っ白ラグドールもよし……フフフフフ』
鳴海「うざい」←メガネを足元に叩きつけてパリーンしながら
鳴海「ギイが一番うざい」
〇あったかい
(某さんの小説でジョージ=イチゴチョコ色に萌えました)
事後に阿紫花が失言「ジョージさんの乳首、遊んでねえ色してんのな。下もだけど。イチゴチョコみてえ」
ジョージ「ハッ!(馬鹿にした鼻息)私に比べたら大分淫乱な色の癖に、へばるのが早いのはどこの誰かな?弄りやすい豆みたいな乳首してるくせにな。どこの誰がどの口で私に皮肉を言うのやら」(文句と反対意見は大量に出てくる人)
阿紫花「(珍しくイラッ)」
その後、睡眠中のジョージ「(すやすや)」
ぬ、と忍び寄る阿紫花「……(ジョージの乳首に、筆で何か塗ってる)」
朝。
ジョージ「……う~ん……(胸元を掻いている)なんか、痒いし赤くなってるな……。表皮が再生するまで痒いのはイヤだな……腫れて膨らんでいるし……アシハナに見つかったらコトだな。う、乳首が熱くて不快だ……」
ギイ「おはよう。なあ、メイド長がおかしな事を言っていたんだが、唐辛子の粉末がなくなったそうだ。知らないか?」
阿紫花「さあ~、知りやせんねえ~。……ねえ、ジョージさんなんかいつもと違う気がw(ニヨニヨ)この辺がなんか気になるんでさw(服をめくる)お、乳首膨らんでやがんのw」
ジョージ「ちょっ、馬鹿やめろ吸い付くな!」
ジョージ「……という事があってな。あれはなんだったんだろう……」
エレ「……その日は阿紫花にキスしたら辛くなかったですか?……」
ジョージ「ああ、それもどうしてだったんだろうなあ……」
エレ「……」
ダメだコイツ早く何とか(以下略
〇あったかい・その2
お出かけ中の阿紫花「あ~、雪だ降ってきやがった。道理で寒ィや」
ジョージ「確かにな。だが私は、君といるといつでも一箇所だけは暖かいよ。どこだか分かるか?」
阿紫花「ン~、(乳首を指差そうとして、二つあるから曖昧に両乳首の間を指差す)これですかねえ?(脳内に『カプサイシン』『唐辛子発汗発熱ダイエット』『唐辛子ホッカイロ』とかが浮かんでいる)」
ジョージ「そうさ、ここさ……!(ハートを指差して)もうずっとこうなのさ……!」←口説き文句が決まった、という「どや顔」。
青ざめて目を逸らす阿紫花「そ、そりゃあ実に申し訳ございやせん……!(まだ乳首腫れてんのか……!)」
ジョージ「なぜ謝る!?(日本人だからか?)い、いや、私は、それがとても心地良くてだな……」
阿紫花「気持ちいいんで!?」
ジョージ「すごく気に入っている!」
阿紫花「マジで!?」
ジョージ「は、はじめは戸惑った。でもこんなのも、素晴らしいじゃないかと思えてきたんだ……!君のおかげだ……!君がいなければこんな自分には気付かなかったさ……!」
居たたまれずに泣きながら逃げ出す阿紫花「本当にすいやせんでした……!!(あたしのせいでジョージさんが乳首改造に目覚めちまったー!!)」
追いかけるジョージ「え、ちょっ、なぜ逃げる!?人が告白してる最中に!?これが日本人ってヤツか!?おい!」
阿紫花「あたしがアンタをおかしくしちまったなんて……!(主に乳首を)」
ジョージ「だからそれでいいんだって言ってるだろうが!」
阿紫花「……!(脚力加速)」
ジョージ「ちょっ、待てー!!」
息が切れてぜえぜえになった阿紫花を捕獲。
抱きしめて持ち上げてるジョージ「何故逃げるんだ……」
阿紫花「ぜー、ぜー、ぜー……う、うう……アンタをおかしくしちまって本当に悪かったと思ってやす……(ぜえぜえ)」
ジョージ「だからそれでいいんだ、って--(息が切れている阿紫花の熱さに気付く)……うん、これはこれであったかい」
阿紫花「?(ぜえぜえ)」
〇何夢を見てるんだよ
ミンシア「中国だと、外国人の旦那さんを見つけて海外で暮らす、ってのが理想なのよね~。阿紫花良かったわね!」
阿紫花「ケッ、冗談じゃねえ。あたしゃこんなハゲを旦那にする気はねえよ。つか、女のがいいや。外人好きなのはどこの国でも一緒みてえだが、同じ外人ならヴィルマのがまだマシでさ」
ミンシア「そう?そんなに言わなくても(笑)。でも多いみたいね、自分の国ではイケてないから、って外国に行くとそれだけでモテる男って。フランス訛りとか、英国訛りがアメリカでもモテてるわね」
阿紫花「あ~、じゃあジョージさんアメリカにいたの、まさか……(はっ、と気付いた顔で)」
ジョージ「おい。人を愛の放浪者にするな」
ミンシア「そうよ阿紫花。ジョージなんかどこの国でもモテないわよ。どっかのヤクザ者くらいよ、こんな無神経なヒトを相手にするのは」←何気に暴言
ギイ「いや、そうでもないだろうよ。人種や国籍の違いだけでときめく女性も多い。それに……」
阿紫花「それに?」
ギイ「白金を思い出してみろよ。あんなヤツでも、東洋人だってだけでプラハではモテモテだったんだぞ」
ぷふ~、と煙草の煙を吐く阿紫花「あんたらにジョージさん会わせたくねえなあ……」
百合「なんで?」
れんげ「あんまハンサムじゃないんだっけ?別に馬鹿にしないから紹介してよ」
何かを察した菊「……とらないわよ」
〇体脂肪率
ミンシア「何?ジョージ。人のほっぺた突っつかないでよ」
ジョージ「……頬がふくよかな方が、私はいいな」
ミンシア「は?(まさかのジョージフラグ!?)阿紫花に言いつけるわよ!そりゃ、このミンシア姐さんは美人でナイスバディな大女優であるけども。アナタの心を乱す私を許して……!」
ジョージ「ああ、すまない、君にそんな心配をさせて。その必要はまったくないから心から安心してくれ。いや、やはり女性の頬は丸いものだと思ってな。いきなり突付いてすまなかった」
ミンシア「別にそれはいいけど」
ジョージ「阿紫花の頬ももう少しふくよかならなあ……(ため息)もう少し丸くても似合う気がするんだがなあ……(ブツブツ)」
ミンシア「男は仕方ないんじゃない?ヘビースモーカーだし、頬も痩せるって事よ。身長もあるし、仕方ないわよ……」
ジョージ「そうかなあ……。あ、エレオノール」
通りすがりのエレ「こんにちは。どうしましたか?」
ジョージ「ちょっと頬を突付かせてくれ」
エレ「は!?」
ミンシア「私も突付かれたのよ。阿紫花のほっぺと比べてみたいみたいよ」
エレ「はあ……。いいですよ。あまり強く突付かないで下さいね」
ジョージ「ありがとう。(エレの頬を軽く突付く。反動がほとんどない)……!?」
ミンシア「(ちょっと強めに突付く)……!?」
エレ「どうでした?(ニコニコ)あ、今日は温かいですね~。私、コートの下に早くも袖なし着てるんですよ」
ジョージ「(近くで見るとムキムキ筋肉の線がうっすら……!?)あ、ああ、いいんじゃないか?」
ミンシア「(頬も筋肉で出来てる……!?)あ、そ、そうね……」
鳴海「ジョージに変な事聞かれてよー。しろがねの抱き心地ってどうだ?とか言うから殴っちまった……。なんであんな事聞くかな、まったく」
阿紫花「ふ~ん?いいんじゃねえ?あたしも時々殴りたくなりやすよ。昨日だって、人の頬の肉が薄いとか、咥えてる最中に文句言うから噛んだらマジギレしやがってよ……」
鳴海「(噛んだ?)何を……?」
阿紫花「ナニを」
ジョージ「口でされるなら、ふくよかな頬の方が気持ちいいかと思うんだが、実際はどうなんだ?」←素朴な疑問
阿紫花「うるせえ(ガリッ)」
ジョージ「……!!」←悶絶
鳴海「……いっつもお前が原因なのな……」
阿紫花「?」
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プロフィール
名前:デラ
性別:女性(未婚)
年齢:四捨五入して三十路
備考:体力と免疫力が無い
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年齢:四捨五入して三十路
備考:体力と免疫力が無い
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