印刷 高速道路 1000円 機械仕掛けの林檎 小話20 忍者ブログ
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 とうとう20です。よくこんな下らない話を考えるものです(自嘲)が、お付き合い下さい。

 小話20

〇言語って、教える人でどうにでもなる。
リーゼ「ドイツ語じゃなかったです……。すっごく上品なオーストリア語でしたけど、言い回しがお年寄りみたいで、あと、訛ってました(苦笑)」
鳴海「なんかいちいち突っかかるフランス語だったぜ……。発音いい古臭いパリ弁なのな。聞き覚えあんだけどよ……」
フウ「あの子の英語は、米語だよ。ひどいスラングだから聞いてられないね。クイーンズ・イングリッシュでしか話しかけないように、メイド人形たちに命じたくらいだよ」

エレ「だそうですよ」
ジョージ「ドイツ語が訛ってるんだ!方言はそっちだ!」
ギイ「鳴海め。エスプリを理解しないア本人(アホな日本人)が、よく言うよ」
ヴィルマ「あはははは、やっぱバレた?だってさ~、やらしい言葉言わせたいじゃない?」

ジョージ・ギイ・ヴィルマに言葉を教わっていた阿紫花「……街の女郎に教わった方がマシでしたよ……」
ジョージ「いかんぞ、それは!絶対に許さない」
ギイ「その時は僕もご一緒したいな。久しぶりにムーラン・ルージュに行ってみたい」
ヴィルマ「女相手の飾り窓あったらアタシも行きたいな」
ギイ「あると思うよ。女性専用のバーもあるだろうし」
ヴィルマ「行っちゃう?ぷくくく、楽しいよねえ!」
ギイ「アナタとは話が合うな、マドモワゼル」
阿紫花「あたしも行きてェ」
 ジョージがブチ切れる三秒前のお話でした。

阿紫花「もうアンタらには言葉教わらねえ」
 そうしなさい。



〇義理の兄の連れについて本気出して考えてみた。
 こたつで丸くなっている三姉妹。
ヒマを持て余したれんげ「ねー」
百合「なにー?玄関の音したー?」
れんげ「ううん。ジョージちんで和んだ事を暴露する会・開催~パフパフパフ~」
勉強中の菊「下らないわね。大の大人で和むも何も無いわよ」
百合「そう?私はあるよ~。お米かな。ジョージさんねえ、英兄に騙されて、日本のご飯は機械で作ってるって思い込んでたんだよ。ひき肉作る機械みたいなので作ってるって騙されてた」
れんげ「ぷふっ、こないだアタシがご飯炊いたって言ったら『機械で?』とか聞いたたけど、それかあ。炊飯器の事かと思ってた」
菊「騙す方も悪いけど、騙される方も悪い詐欺ね……」
れんげ「アタシもあるよ~。ジョージちんさあ、百合が借りてきたボーイスラブの小説さあ」
百合「ちょっ、ヤダッ!どこ行ったかと思ってたら……!やめてよ~!!変な子だと思われるでしょ!(ぼかぼかれんげを叩く)」
れんげ「あははは、置き忘れた百合が悪いんでしょ!でさあ、表紙だけ見て『日本のマンガの絵は綺麗だな。……両方女の子かな。私が子どもの頃は女の子のための小説などなかったが』って、ほのぼのしてたよ。えげつないタイトルとかも『スラングかな?どこの国も若者言葉は仕方ないな』って苦笑してたし。天然だよね」
菊「そんな計算が出来たら英良なんかと付き合わないわね」
戸を開けて入ってきた阿紫花母「寒い寒い。コタツはしまおうかと思ったらこれだからねえ。あら、ジョージさんの話?(ニコニコ)」
れんげ「ジョージちんで和んだ瞬間についてー」
阿紫花母「あ~、あるわよ。あるある。お盆に来たでしょ、英良と。その時に、宅配便が来て、ジョージさんに判子取ってもらったのよ。そこの棚の引き出しの」
百合「そこの引き出しがどうかした?」
阿紫花母「そこ、昔のからくり付いてるじゃない?開け閉めするとハーモニカの音がなるじゃない?(実在するそうですよ。防犯のために)そこ開けてもらった時の顔がね、うふふ、本当に目が点になってたのよ。猫騙し食らった顔みたいになって、動けなくなってて」
百合「それでそれで?」
阿紫花母「『ミ……いや、レのシャープ……』って丸い目で呟いてた……。その時分かったの、ああ、この人はウソがつけない人だな、って……」
百合「ふ~ん……(笑いを堪える顔)」
阿紫花母「しかもその後、一人にしてみたらこっそり何回もその引き出しを開け閉めしてたわ……。一回開け閉めする毎にパプー、って音が鳴るのを、なんか嬉しそうに一人で……。お母さんあれで一気にかわいく思えたわ。思えば、英良もあんたらも、そこの引き出しで同じ事してた」
菊「黒づくめの2メートル近い大男が体をかがめて必死にそこの引き出しを開け閉めしてた、って、軽くホラーよね……」
れんげ「ぷーっ、ちょっと菊姉、笑わせないでよ!ジョージちん、子どもみたいな事するから面白いよね」
百合「もー、菊姉はなんかないの?そういうエピソード」
菊「……(夏にジョージが小学校と中学校のピアノを全部調律してくれたけど、……小学校の音楽室でこっそり英良とキスしてたのはノーカンにしよう……)ないわ。ないわね。ワタクシ忙しいの。英良に聞くのが一番よ、そういうのは」
百合「え~、答えてくれないよ」
れんげ「生々しいの聞かせてくれたらどうする~?」
阿紫花母「コラッ、女の子がはしたない事言わない!(苦笑)」
菊「なんでもアリだから困るのよね、英良は。……あら、玄関の音しなかった?来たんじゃない?こたつ一箇所あけてあげましょうかね……」
 3月14日の一コマ。



〇大人の付き合いってこういうモノさ
鳴海「心の中が読めるメガネ?フウめ、こんなモン何に使うってんだよ……」
エレ「あら、ナルミはこのメガネのテスターに向いていると思う(ていうか、裏表がないからメガネの意味がないキャラだわ……)」
鳴海「そうかあー?んじゃ、ちょっといろいろ見てくるか……」

阿紫花「あははは、ジョージさんたら流しそうめんは冬の代名詞だって言ったら素直に騙されてやんの!あははは」
ジョージ「コラ!君はいつもそうやって……」
菊「もう、英良ったら」
ギイ「まったく、仕方ないな」

ジョージの心の中『フ、毎回私を騙したと思って喜んでいるとは、やはり甘いな……。私は大人だから騙されてやるのさ……』
阿紫花の心の中『へ、ジョージさんは、あたしが本気でジョージさんを騙して楽しんでいると思い込んでるんでしょうね……。騙されてやってるジョージさんに気付かないふりして毎回騙す……。これが男と女の(男と男の)理想の姿ってヤツでさ……!』
菊の心の中『よっしゃ!マジメ攻めの説教タイム突入か!?ワガママ淫乱受けに、体を使ったお説教希望ンヌ!!』
ギイの心の中『いつもカワイイな僕の子猫ちゃんたち……ツンデレジャパニーズボブテイルもよし、デレツン真っ黒野良猫を飼いならすもよし、ブサカワ真っ白ラグドールもよし……フフフフフ』

鳴海「うざい」←メガネを足元に叩きつけてパリーンしながら

鳴海「ギイが一番うざい」



〇あったかい
 (某さんの小説でジョージ=イチゴチョコ色に萌えました)
事後に阿紫花が失言「ジョージさんの乳首、遊んでねえ色してんのな。下もだけど。イチゴチョコみてえ」
ジョージ「ハッ!(馬鹿にした鼻息)私に比べたら大分淫乱な色の癖に、へばるのが早いのはどこの誰かな?弄りやすい豆みたいな乳首してるくせにな。どこの誰がどの口で私に皮肉を言うのやら」(文句と反対意見は大量に出てくる人)
阿紫花「(珍しくイラッ)」

その後、睡眠中のジョージ「(すやすや)」
ぬ、と忍び寄る阿紫花「……(ジョージの乳首に、筆で何か塗ってる)」
 朝。
ジョージ「……う~ん……(胸元を掻いている)なんか、痒いし赤くなってるな……。表皮が再生するまで痒いのはイヤだな……腫れて膨らんでいるし……アシハナに見つかったらコトだな。う、乳首が熱くて不快だ……」
ギイ「おはよう。なあ、メイド長がおかしな事を言っていたんだが、唐辛子の粉末がなくなったそうだ。知らないか?」
阿紫花「さあ~、知りやせんねえ~。……ねえ、ジョージさんなんかいつもと違う気がw(ニヨニヨ)この辺がなんか気になるんでさw(服をめくる)お、乳首膨らんでやがんのw」
ジョージ「ちょっ、馬鹿やめろ吸い付くな!」
 
ジョージ「……という事があってな。あれはなんだったんだろう……」
エレ「……その日は阿紫花にキスしたら辛くなかったですか?……」
ジョージ「ああ、それもどうしてだったんだろうなあ……」
エレ「……」
 ダメだコイツ早く何とか(以下略



〇あったかい・その2
お出かけ中の阿紫花「あ~、雪だ降ってきやがった。道理で寒ィや」
ジョージ「確かにな。だが私は、君といるといつでも一箇所だけは暖かいよ。どこだか分かるか?」
阿紫花「ン~、(乳首を指差そうとして、二つあるから曖昧に両乳首の間を指差す)これですかねえ?(脳内に『カプサイシン』『唐辛子発汗発熱ダイエット』『唐辛子ホッカイロ』とかが浮かんでいる)」
ジョージ「そうさ、ここさ……!(ハートを指差して)もうずっとこうなのさ……!」←口説き文句が決まった、という「どや顔」。
青ざめて目を逸らす阿紫花「そ、そりゃあ実に申し訳ございやせん……!(まだ乳首腫れてんのか……!)」
ジョージ「なぜ謝る!?(日本人だからか?)い、いや、私は、それがとても心地良くてだな……」
阿紫花「気持ちいいんで!?」
ジョージ「すごく気に入っている!」
阿紫花「マジで!?」
ジョージ「は、はじめは戸惑った。でもこんなのも、素晴らしいじゃないかと思えてきたんだ……!君のおかげだ……!君がいなければこんな自分には気付かなかったさ……!」
居たたまれずに泣きながら逃げ出す阿紫花「本当にすいやせんでした……!!(あたしのせいでジョージさんが乳首改造に目覚めちまったー!!)」
追いかけるジョージ「え、ちょっ、なぜ逃げる!?人が告白してる最中に!?これが日本人ってヤツか!?おい!」
阿紫花「あたしがアンタをおかしくしちまったなんて……!(主に乳首を)」
ジョージ「だからそれでいいんだって言ってるだろうが!」
阿紫花「……!(脚力加速)」
ジョージ「ちょっ、待てー!!」

 息が切れてぜえぜえになった阿紫花を捕獲。
抱きしめて持ち上げてるジョージ「何故逃げるんだ……」
阿紫花「ぜー、ぜー、ぜー……う、うう……アンタをおかしくしちまって本当に悪かったと思ってやす……(ぜえぜえ)」
ジョージ「だからそれでいいんだ、って--(息が切れている阿紫花の熱さに気付く)……うん、これはこれであったかい」
阿紫花「?(ぜえぜえ)」



〇何夢を見てるんだよ
ミンシア「中国だと、外国人の旦那さんを見つけて海外で暮らす、ってのが理想なのよね~。阿紫花良かったわね!」
阿紫花「ケッ、冗談じゃねえ。あたしゃこんなハゲを旦那にする気はねえよ。つか、女のがいいや。外人好きなのはどこの国でも一緒みてえだが、同じ外人ならヴィルマのがまだマシでさ」
ミンシア「そう?そんなに言わなくても(笑)。でも多いみたいね、自分の国ではイケてないから、って外国に行くとそれだけでモテる男って。フランス訛りとか、英国訛りがアメリカでもモテてるわね」
阿紫花「あ~、じゃあジョージさんアメリカにいたの、まさか……(はっ、と気付いた顔で)」
ジョージ「おい。人を愛の放浪者にするな」
ミンシア「そうよ阿紫花。ジョージなんかどこの国でもモテないわよ。どっかのヤクザ者くらいよ、こんな無神経なヒトを相手にするのは」←何気に暴言
ギイ「いや、そうでもないだろうよ。人種や国籍の違いだけでときめく女性も多い。それに……」
阿紫花「それに?」
ギイ「白金を思い出してみろよ。あんなヤツでも、東洋人だってだけでプラハではモテモテだったんだぞ」

ぷふ~、と煙草の煙を吐く阿紫花「あんたらにジョージさん会わせたくねえなあ……」
百合「なんで?」
れんげ「あんまハンサムじゃないんだっけ?別に馬鹿にしないから紹介してよ」
何かを察した菊「……とらないわよ」



〇体脂肪率
ミンシア「何?ジョージ。人のほっぺた突っつかないでよ」
ジョージ「……頬がふくよかな方が、私はいいな」
ミンシア「は?(まさかのジョージフラグ!?)阿紫花に言いつけるわよ!そりゃ、このミンシア姐さんは美人でナイスバディな大女優であるけども。アナタの心を乱す私を許して……!」
ジョージ「ああ、すまない、君にそんな心配をさせて。その必要はまったくないから心から安心してくれ。いや、やはり女性の頬は丸いものだと思ってな。いきなり突付いてすまなかった」
ミンシア「別にそれはいいけど」
ジョージ「阿紫花の頬ももう少しふくよかならなあ……(ため息)もう少し丸くても似合う気がするんだがなあ……(ブツブツ)」
ミンシア「男は仕方ないんじゃない?ヘビースモーカーだし、頬も痩せるって事よ。身長もあるし、仕方ないわよ……」
ジョージ「そうかなあ……。あ、エレオノール」
通りすがりのエレ「こんにちは。どうしましたか?」
ジョージ「ちょっと頬を突付かせてくれ」
エレ「は!?」
ミンシア「私も突付かれたのよ。阿紫花のほっぺと比べてみたいみたいよ」
エレ「はあ……。いいですよ。あまり強く突付かないで下さいね」
ジョージ「ありがとう。(エレの頬を軽く突付く。反動がほとんどない)……!?」
ミンシア「(ちょっと強めに突付く)……!?」
エレ「どうでした?(ニコニコ)あ、今日は温かいですね~。私、コートの下に早くも袖なし着てるんですよ」
ジョージ「(近くで見るとムキムキ筋肉の線がうっすら……!?)あ、ああ、いいんじゃないか?」
ミンシア「(頬も筋肉で出来てる……!?)あ、そ、そうね……」

鳴海「ジョージに変な事聞かれてよー。しろがねの抱き心地ってどうだ?とか言うから殴っちまった……。なんであんな事聞くかな、まったく」
阿紫花「ふ~ん?いいんじゃねえ?あたしも時々殴りたくなりやすよ。昨日だって、人の頬の肉が薄いとか、咥えてる最中に文句言うから噛んだらマジギレしやがってよ……」
鳴海「(噛んだ?)何を……?」
阿紫花「ナニを」

ジョージ「口でされるなら、ふくよかな頬の方が気持ちいいかと思うんだが、実際はどうなんだ?」←素朴な疑問
阿紫花「うるせえ(ガリッ)」
ジョージ「……!!」←悶絶

鳴海「……いっつもお前が原因なのな……」
阿紫花「?」
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