そろそろ長編や短編も書かないといけませんね!w
小話5
ギイ「キュベロンに地下室が見つかってね。しろがねたちの生前の写真が出てきたよ。主に教育前か教育中か……ほとんど子どもだね」
阿紫花「へえ~、あの褐色の肌の美人の写真とか見てェなあ。ありやす?」
ギイ「ジョージのが見たいって、嘘でもいいから言ってやれよ。隣にいるんだから。ほら、これは多分、ジョージ、君だろう?マリー先生のファイルにあったよ」
ジョージ「……ああ」(写真の中に半ズボンの少年)
阿紫花「やっぱ白黒なんすねえ。ありゃ、ジョージさんガキの頃は細こいガキっすね。こっちの写真はギイさんのガキの頃?可愛いツラしてやがりやすねえ。髪の色は今と一緒ですかい?」
ギイ「ふふふ、可愛いだろう、愛らしいだろう。その写真を撮った当時は既にしろがねだったがね。その以前の黒髪の僕も愛らしいぞ」
阿紫花「黒髪だったんですかい!へえ~、想像出来ねえけど、顔いいから似合いそうでさ」
ギイ「分かっているじゃないか、阿紫花。いい子いい子してやろう」
ジョージ「不用意に触るな。マザコンが感染る」
ギイ「そしたらこのヤクザも親孝行するようになるよ。ジョージ、君は何色の髪や目だったんだい?」
阿紫花「あ、そいつは聞きたい」
ジョージ「金髪に緑目」
阿紫花「……普通っすね」
ギイ「君はてっきり赤毛だと思っていたよ」
ジョージ「なぜ?」
ギイ「赤毛は髪の毛の色の中で一番毛質が太くて本数が少ないからさ。金髪は一番細くて多いらしいが……このデータは間違っている可能性が高いな」
ジョージ「……(ムカッ)」
阿紫花「でも銀髪になっちまったらみんな一緒なんじゃねえんですかねえ」
ジョージ「アシハナ(味方か?という顔)」
阿紫花「あたしの育てのオヤジさんなんか、ジョージさんにそっくりな頭してやすよ。もうこうなっちまったら、髪が多いの少ないのなんて、どうでもいいって話で……(感慨深げに)」
ジョージ「アシハナ……(怒りの声)」
ギイ「フォローになってないのが君のクオリティだな、阿紫花」
れんげ「こないださあ、百合とお父さんが話してたんだけどさ」
菊「なあに?」
れんげの回想。
阿紫花父「英良もなあ……戻ってきて神社継がんかな」
百合「もれなくジョージさんがついてくるけど、それでもいいの?」
阿紫花父「それはちょっとなあ……。ジョージさんの丈の禰宜衣装なんぞ特注で作らんとないわ」
百合「巫女さんの衣装もキツいものね~、サイズが」
回想終了。
れんげ「ジョージちんだったら祝詞とか全部覚えるの早そうだけど、英兄は無理だよねえ~。英兄田舎向いてないしね~」
菊「……この問題はどこからツッコめば正解なのかしら?」
ジョージさんの髪を弄ってみた。
百合「ジョージさん銀髪綺麗ね~。本物の長い銀髪なんて初めて見たわ」
ジョージ「日本人はみんな黒い髪だものな」
百合「うん。金髪とかも憧れる。でも染めたくないからいいんだ。私じゃ似合わないし。しろがねさんみたいに綺麗な顔だったら、長い銀髪似合うだろうなあ……」
ジョージ「……」
翌日
ジョージ「ユリ」
百合「(振り返る)何?」
ジョージ「こういう感じか?」
振り返ると、エレの頭の上にジョージが顎を乗せている。巻き毛が顔の脇に落ちてくるけど「?」ってなってるエレ。
百合「きゃはははは!何それ!変なの、おっかしいなあ……」
偶然通りかかった福田兄(アニメ好き)。
福田兄「……!」
その後。
ジョージ「……知らない中学生と小学生に、髪の毛を売ってくれと頼まれた。……断ったが、その子は終始目が据わっていたな。『モエる』?『燃える』か?放火でもしそうで物騒だ」
エレ「私は『ノーヴェ』って呼ばれて、尖った耳のオモチャを付けられました。演劇とかに興味がある子たちなのですか?」
勝「……なんかゴメンね、二人とも……」
平馬「よーし、ちょっと福田兄弟殴ってくる」
ジョージとエレ「?」
阿紫花三姉妹の会話。
菊「英良も、どうしてジョージなのかしら。あんなマジメなだけのカタブツなのに」
百合「う~ん、まあね。もし相手がジョージさんじゃなくてギイさんだったら、ギイさんの方が綺麗だから、分かるんだけどな」
れんげ「やっぱ顔以外の部分なんじゃない?」
菊「顔以外って……どこよ」
百合「あ、心とか!」
れんげ「それでもいいけど……ほら、あれ、あれ」
三人が見ると、ジョージと阿紫花父が並んで将棋をしている。
夕日で輝くダブルのデコ。
れんげ「女の子は父親に似た男を好きになるっていうじゃない?あたしら血は繋がってないけど」
百合「え……じゃ、私たちも?お父さんみたいなオデコと?ええ~……(それはちょっと、という顔)」
菊「……ねえ、ツッコんでいい?」
ギイ「キュベロンに地下室が見つかってね。しろがねたちの生前の写真が出てきたよ。主に教育前か教育中か……ほとんど子どもだね」
阿紫花「へえ~、あの褐色の肌の美人の写真とか見てェなあ。ありやす?」
ギイ「ジョージのが見たいって、嘘でもいいから言ってやれよ。隣にいるんだから。ほら、これは多分、ジョージ、君だろう?マリー先生のファイルにあったよ」
ジョージ「……ああ」(写真の中に半ズボンの少年)
阿紫花「やっぱ白黒なんすねえ。ありゃ、ジョージさんガキの頃は細こいガキっすね。こっちの写真はギイさんのガキの頃?可愛いツラしてやがりやすねえ。髪の色は今と一緒ですかい?」
ギイ「ふふふ、可愛いだろう、愛らしいだろう。その写真を撮った当時は既にしろがねだったがね。その以前の黒髪の僕も愛らしいぞ」
阿紫花「黒髪だったんですかい!へえ~、想像出来ねえけど、顔いいから似合いそうでさ」
ギイ「分かっているじゃないか、阿紫花。いい子いい子してやろう」
ジョージ「不用意に触るな。マザコンが感染る」
ギイ「そしたらこのヤクザも親孝行するようになるよ。ジョージ、君は何色の髪や目だったんだい?」
阿紫花「あ、そいつは聞きたい」
ジョージ「金髪に緑目」
阿紫花「……普通っすね」
ギイ「君はてっきり赤毛だと思っていたよ」
ジョージ「なぜ?」
ギイ「赤毛は髪の毛の色の中で一番毛質が太くて本数が少ないからさ。金髪は一番細くて多いらしいが……このデータは間違っている可能性が高いな」
ジョージ「……(ムカッ)」
阿紫花「でも銀髪になっちまったらみんな一緒なんじゃねえんですかねえ」
ジョージ「アシハナ(味方か?という顔)」
阿紫花「あたしの育てのオヤジさんなんか、ジョージさんにそっくりな頭してやすよ。もうこうなっちまったら、髪が多いの少ないのなんて、どうでもいいって話で……(感慨深げに)」
ジョージ「アシハナ……(怒りの声)」
ギイ「フォローになってないのが君のクオリティだな、阿紫花」
れんげ「こないださあ、百合とお父さんが話してたんだけどさ」
菊「なあに?」
れんげの回想。
阿紫花父「英良もなあ……戻ってきて神社継がんかな」
百合「もれなくジョージさんがついてくるけど、それでもいいの?」
阿紫花父「それはちょっとなあ……。ジョージさんの丈の禰宜衣装なんぞ特注で作らんとないわ」
百合「巫女さんの衣装もキツいものね~、サイズが」
回想終了。
れんげ「ジョージちんだったら祝詞とか全部覚えるの早そうだけど、英兄は無理だよねえ~。英兄田舎向いてないしね~」
菊「……この問題はどこからツッコめば正解なのかしら?」
ジョージさんの髪を弄ってみた。
百合「ジョージさん銀髪綺麗ね~。本物の長い銀髪なんて初めて見たわ」
ジョージ「日本人はみんな黒い髪だものな」
百合「うん。金髪とかも憧れる。でも染めたくないからいいんだ。私じゃ似合わないし。しろがねさんみたいに綺麗な顔だったら、長い銀髪似合うだろうなあ……」
ジョージ「……」
翌日
ジョージ「ユリ」
百合「(振り返る)何?」
ジョージ「こういう感じか?」
振り返ると、エレの頭の上にジョージが顎を乗せている。巻き毛が顔の脇に落ちてくるけど「?」ってなってるエレ。
百合「きゃはははは!何それ!変なの、おっかしいなあ……」
偶然通りかかった福田兄(アニメ好き)。
福田兄「……!」
その後。
ジョージ「……知らない中学生と小学生に、髪の毛を売ってくれと頼まれた。……断ったが、その子は終始目が据わっていたな。『モエる』?『燃える』か?放火でもしそうで物騒だ」
エレ「私は『ノーヴェ』って呼ばれて、尖った耳のオモチャを付けられました。演劇とかに興味がある子たちなのですか?」
勝「……なんかゴメンね、二人とも……」
平馬「よーし、ちょっと福田兄弟殴ってくる」
ジョージとエレ「?」
阿紫花三姉妹の会話。
菊「英良も、どうしてジョージなのかしら。あんなマジメなだけのカタブツなのに」
百合「う~ん、まあね。もし相手がジョージさんじゃなくてギイさんだったら、ギイさんの方が綺麗だから、分かるんだけどな」
れんげ「やっぱ顔以外の部分なんじゃない?」
菊「顔以外って……どこよ」
百合「あ、心とか!」
れんげ「それでもいいけど……ほら、あれ、あれ」
三人が見ると、ジョージと阿紫花父が並んで将棋をしている。
夕日で輝くダブルのデコ。
れんげ「女の子は父親に似た男を好きになるっていうじゃない?あたしら血は繋がってないけど」
百合「え……じゃ、私たちも?お父さんみたいなオデコと?ええ~……(それはちょっと、という顔)」
菊「……ねえ、ツッコんでいい?」
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プロフィール
名前:デラ
性別:女性(未婚)
年齢:四捨五入して三十路
備考:体力と免疫力が無い
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