カワイイカワイイ子豚ちゃん

　宮崎の口蹄疫の報道規制をいい加減解かないと、世界中からの食の不信を持たれるぞ、民主。

　４５０００頭。

　殺し、焼かれ、解体し。ただ殺される牛と豚の数が、４５０００頭。
　牛と豚だものな、いずれはそうなったさ。いずれは、殺したさ。
　でもな。豚一頭育てるために、人間がどんなにクソまみれになって働かなくちゃいけないか、分かるか？

　相手は牛と豚だぞ？本来なら人間は、そいつらのクソを処理し、餌を食わせ、種付けし、生ませ、安全のために牙を折って、去勢して、病気になったら薬を打って、冬も暖房の入る畜舎で大事に育てて、健康に育てて、どこに出しても恥ずかしくない豚に育て上げて、それでやっと、豚は殺せる。命を奪える。肉に出来る。食える。
　そして人間は、健康で満足する食生活を送ってそいつらに感謝する。それが、本来なんだ。

　それを、ただ殺すんだ。

　春に生まれた子豚も、妊娠中のメスブタも、肉に出来るはずだったオス豚も、全部殺して、全部焼いて、全部廃棄だ。牛も同じだ。乳牛も、子牛も、皆殺しだ。
　
　ワクチンと消毒液を、韓国に寄付し、韓国からの豚肉の輸入を許可した途端に、この事件だ。酪農農家は瀕死だが、現政権に投票すると確約しないと、救済されない。

　彼らを救う予算は無い。事業仕分けで消えている。

　自民党でもこの危機はあった。
　その時の殺処分頭数は７００頭。
　だが今、自民党が備蓄した３３０億円の予算は民主が食いつぶしてもう無い。
　消毒薬とワクチンも、韓国に無料でくれたために日本にはない。
　殺すしかない。殺さないと、被害が拡大するだけだ。

　自分が育てたものを、農家が自分で殺す。本来なら健康なままで出荷して、適正に屠殺し、国民の口に入っていた動物を、ただ殺すんだ。
　自分の手で、自分が種付けも出産も去勢も治療も、全部やってやったのに、ただ殺すんだ。

　カワイイんだ。生まれた子豚も、子牛も、母親も、みんなカワイイんだ。例えクソまみれで、血まみれで、押しつぶされて床でくたばって死んでても、命はみな愛らしい。

　それが分からないなら、何も食うな。死ね。
　自分の命は自分のものだ。だが自分のものになってくれた命を忘れ、動物愛護や金銭だけを口にするバカどもは、死ね。

　被害総額の問題や、事前事後の策のお粗末さ、宮崎県への威圧、ワクチンや消毒薬を他国に譲った矢先の発症、報道規制。すべてが憎らしい。

　ウイルスのＤＮＡが韓国のものと酷似しているそうだよ。

　しかも、韓国の畜産業界の視察を受け容れた直後に、発症している。

　世界中のネットやメディアが、日本でのこのパンデミックを取り上げているのに、日本では報道しない。隣県ですら、知らなかったという。空気感染する病気なのに。日本以外であれほど流行していたのに。

　感染拡大が大陸で認められ、次は自分たちだという時に消毒薬やワクチンを韓国に与え、その韓国から肉を輸入する案を打ち出した途端に。

　米軍基地を全国にばらまく、と本気で言っている民主党には、もはや売国の二文字しか頭にないのだろう。
　朝鮮民主主義人民共和国のままだものな。頭の中に、日本の事などないのだろう。
　
　以前、私は劣悪な環境の酪農場で働いていた。
　それでも、命は可愛かった。クソまみれで、血まみれで、絶望したように泣きながら生まれてくる豚を抱き上げて、母親の乳のそばに持っていくのが好きだった。
　この伝染病で、そういう生まれたばかりのものすら殺してしまうんだとさ。４５０００頭も。政策が遅れて、７００頭で済んだものを、４５０００頭。薬さえあれば、助かったのに。

　そしてその病気を持ち込んだ国から、豚肉を輸入する。


　この国は、どうかしている。